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タクマ Research Memo(7):環境・エネルギー事業の売上高が堅調に推移、営業利益、経常利益は大幅増加(2)

2022/12/23 15:47 FISCO
*15:47JST タクマ Research Memo(7):環境・エネルギー事業の売上高が堅調に推移、営業利益、経常利益は大幅増加(2) ■業績動向 2. 財務状況 タクマ<6013>の財務状況を見ると、2023年3月期第2四半期末の資産合計は、165,905百万円と前期末比8,630百万円の減少(同4.9%減)となった。これは主に現金及び預金が18,187百万円の増加(同42.3%増)となったものの、受取手形、売掛金及び契約資産が31,823百万円の減少(同38.8%減)となったことによるものである。 流動資産合計は、現金及び預金が前年期末比18,187百万円増加の61,166百万円(同42.3%増)、受取手形、売掛金及び契約資産が同31,823百万円減少の50,278百万円(同38.8%減)などにより、同11,942百万円減少の122,373百万円(同8.9%減)となった。固定資産合計は、有形固定資産が同3,763百万円増加の16,109百万円(同30.5%増)などにより同3,311百万円増加の43,531百万円(同8.2%増)となった。結果として、資産合計は、同8,630百万円減少の165,905百万円(同4.9%減)となった。 負債合計は69,639百万円と前期末比10,542百万円の減少となった。これは主に支払手形及び買掛金、電子記録債務があわせて11,454百万円の減少となったことによるものである。 純資産合計は96,266百万円と前期末比1,912百万円の増加(同2.0%増)となった。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が2,732百万円の増加(同3.6%増)となったことによるものである。この結果、2023年3月期第2四半期末の自己資本比率は57.7%と前期末比3.9ポイントの増加となった。 流動負債合計は、前年期末比10,826百万円減少の57,878百万円(同15.8%減)、固定負債合計は、前年同期比283百万円増加の11,760百万円(同2.5%増)により、負債合計は前年同期比10,542百万円減少の69,639百万円(同13.1%減)である。 株主資本合計は、利益剰余金が前年期末比2,731百万円増加の78,239百万円、自己株式が同1,151百万円減少の-3,916百万円により、同1,582百万円増加の91,563百万円(同1.8%増)となった。その他の包括利益累計額合計は、同316百万円増加の4,242百万円(同8.0%増)、非支配株主持分は同15百万円増加の460百万円(同3.4%増)となり、純資産合計は、同1,912百万円増加の96,266百万円(同2.0%増)となった。 同社のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが23,798百万円の資金の増加(前年同期は19,440百万円の増加)となった。これは主に仕入債務により12,512百万円の減少となったものの、売上債権により32,712百万円 の増加となったことによるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは、2,773百万円の資金の減少(前年同期は1,600百万円の減少)となり、主な要因は有形固定資産の取得による支出が2,999百万円となったことである。財務活動によるキャッシュ・フローは、2,795百万円の資金の減少(前年同期は6,843百万円の減少)となり、配当金の支払額が1,453百万円となったほか、自己株式の取得による支出が1,252百万円となったことが主な要因である。現金及び現金同等物の四半期末残高は、前年同期54,719百万円から5,144百万円増の59,863百万円となった。 同社は、運転資金をはじめ、将来の事業展開に備えた設備投資、研究開発にかかる資金について、自己資金、前受金のほか金融機関からの借入金によることとしており、今後も事業活動に必要な資金の調達に困難が生じることはないと見ている。なお、複数の金融機関とコミットメントライン契約※を締結し、コロナ禍をはじめとする不測の事態等に備えて流動性を補完している。 ※顧客と銀行が予め契約した期間・融資枠の範囲内で顧客の請求に基づき、銀行が融資を実行することを約束(コミット)する契約。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《SI》
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時価総額 136,037百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24