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ギグワークス Research Memo(3):スキルシェアリング市場は働き方改革の追い風もあり急成長中

2021/8/5 15:23 FISCO
*15:23JST ギグワークス Research Memo(3):スキルシェアリング市場は働き方改革の追い風もあり急成長中 ■市場・競合動向 「ギグエコノミー」とは、インターネット等を通じて単発・短期の仕事を受注する働き方やそれによって成立する経済活動のことを言う。元々「ギグ(Gig)」とは、ライブハウス等で演奏者がゲストとして一度限りのセッションを行うことを意味する言葉である。「ギグエコノミー」は2015年頃から、米国を中心に使われるようになった用語で、ネット仲介の配車サービスや宅配サービスなどに注目が集まったが、ソフトウェア開発やクリエイティブ系の仕事など様々な業務がある。シェアリングエコノミーの一分野であり、“スキルシェアリング”と呼ばれることもある。ギグエコノミーは、個人の働き方が多様化した1つの形態であり、日本国内においても、働き方改革、副業・兼業の容認拡大やフリーランスの増加のなかで、これからの本格的な普及が期待される。経済誌が巻頭特集で「ギグワーカー」を紹介するなど、国内でも注目度が上がってきた。ギグワーカー(ギグエコノミーにおける働き手)は、独立したフリーランスや個人事業主、学生や主婦、本業を持つビジネスマンなど多彩である。年々その数は増えており、近年では米国では5千万人以上が副業を含めたギグワークに従事していると報告される。日本においては、コロナ禍でリモートワークが一般的に普及し、また働き方改革による副業・複業を解禁する企業が増えたため、スキマ時間を有効活用する人口が増加し、フリーランス人口は1670万人(ギグワークス<2375>決算説明資料:ランサーズ「フリーランス実態調査2021」)と過去最大を記録した。 市場成長の背景には、必要な時に必要なだけ仕事ができるという利便性の高いマッチングサイト・アプリの存在があり、プラットフォーム提供企業の役割が重要である。世界的にギグエコノミーをリードするのは米国に本社を置くUber Technologiesや Upworkなどのプラットフォーマーである。国内企業でも多くの企業がギグエコノミー関連事業(スキルシェアリング事業)に取り組んでおり、成長企業が多い。国内では同社以外に、クラウドワークス<3900>、ランサーズ<4484>、ビザスク<4490>などがある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《ST》
関連銘柄 4件
2375 東証スタンダード
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±0(0%)
時価総額 6,808百万円
コールセンター等のBPO業務を人材確保、業務構築、品質管理まで一括で提供するオンデマンドエコノミー事業が主力。デジタルマーケティング事業等も。シェアリングエコノミー事業では既存店の稼働率向上を優先。 記:2024/10/11
3900 東証グロース
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11/22 15:30
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時価総額 24,860百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
4484 東証グロース
233
11/22 15:30
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時価総額 3,785百万円
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営。プロ人材・コンサル人材のマッチングサイトも。丸井グループと資本業務提携。人材の流動化は追い風。人材マッチング事業伸びる。合理化も進め黒字定着を図る。 記:2024/06/09
4490 東証グロース
1,200
11/22 15:30
-18(-1.48%)
時価総額 11,083百万円
知見プラットフォーム事業を手掛ける。登録エキスパートに1時間単位のインタビューが行える「ビザスクinterview」が主要商材。登録者数は65万人超。27.2期調整後EBITDA20億円以上目指す。 記:2024/10/29