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TKP---エスクリと「withコロナ」の法人向け宴会場の共同開発等における資本業務提携を発表

2020/7/17 18:32 FISCO
*18:32JST TKP---エスクリと「withコロナ」の法人向け宴会場の共同開発等における資本業務提携を発表 ティーケーピー<3479>は16日11時10分、ブライダル事業を手がけるエスクリ<2196>と「withコロナ」の法人向け宴会場の共同開発等における資本業務提および株式譲渡によるエスクリの株式取得を発表した。これによりエスクリ社の平日遊休施設の有効的な活用が可能となる。 これまで両社は、それぞれが保有する施設の稼働率向上やオペレーションの効率化について協議してきたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、両社のビジネス環境が大きく変わりつつあるなか、「withコロナ」の世界における新たな商品・サービスの開発や業務効率化の徹底には、両社の信頼関係を強固なものにし、ノウハウを相互に活用すべきとの考えから本業務提携に至った。 業務提携の主な内容は、1)エスクリグループが保有・運営する施設(国内33拠点63バンケット)において、平日空き枠における販売・管理業務をTKPグループが受託し、約3万社に及ぶ法人顧客基盤を活用した送客を実施する、2)TKPグループの新規出店・改装・維持修繕工事及び施設管理業務について、建築・不動産に関わる総合ソリューションを提供する株式会社渋谷(エスクリ100%子会社)に委託し、施設機能の向上および工事費用削減の実現する、3)株式会社渋谷が保有する建設コンテナおよび抗菌・抗ウイルス対応の内装施工技術を利用したサテライトオフィス等、「with コロナ」ビジネスの共同開発などを実施していく。 また、資本提携については、エスクリの筆頭株主である有限会社ブロックスが保有するエスクリの普通株式170万株をTKPが1株当たり334.4円(総額5億6,800万円)で取得することにより、資本提携を実施する。 TKP発表時、持株比率は14.52%となる見込みであったが、同日夕刻にSBIホールディングス<8473>とエスクリとの資本業務提携が発表された。SBIホールディングス子会社のSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社が第三者割当の方式でエスクリの普通株式180万株を取得予定であるため、それを考慮した場合の持ち株比率は12.59%予定となる。 今後TKPは、エスクリ社のようなブライダル企業との業務提携により他社施設の平日遊休スペースを積極的に活用していく方針。また、TKPの貸会議室、リージャスのレンタルオフィス、アパホテル(フランチャイズでの運営)の宿泊といった自社グループの様々なサービスやブランドに、業務提携先の他社施設を組み入れた、複合型大規模拠点を展開する構想もあるようだ。 これまでも持たざる経営・家賃リスクを抑えた不動産の契約形態がTKPの特徴であったが、今後は直営・内製化に拘らず、他社施設も有効的に活用することで、より一層、経営効率の向上につながるだろう。 《ST》
関連銘柄 3件
2196 東証スタンダード
293
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-11(-3.62%)
時価総額 4,040百万円
都市部で多様なスタイルの婚礼施設を運営。内外装工事も。衣装、装花など周辺領域の内製化を推進中。24.3期3Q累計は婚礼単価が上昇。宴会好調。大型の不動産販売も貢献し、販管費増をこなす。通期増収増益を計画。 記:2024/03/12
3479 東証グロース
1,749
3/28 15:00
+61(3.61%)
時価総額 73,876百万円
貸会議室事業が主力。ホテル・宿泊研修事業ではFCでアパホテルを運営。TKPスター貸会議室虎ノ門法経ホール等を新規開設。ホテル・宿泊研修事業は稼働率の上昇続く。特別損失減少。24.2期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/04
8473 東証プライム
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時価総額 1,076,769百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。地域金融機関との連携を強化中。バイオ薬の開発も。24.3期上期は暗号資産が低調。だが証券、銀行、資産運用、投資が好調で増収増益に。 記:2023/12/12