マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/5 4:31:24
9,751,927
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今週のマーケット展望「国内景気指標と小売り・外食決算に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(高井ひろえ)

2019/10/7 9:34 FISCO
*09:34JST 今週のマーケット展望「国内景気指標と小売り・外食決算に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(高井ひろえ) こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「マネックス証券の気になるレポート」です。今週は小売企業の決算発表が多くあります。注目していきましょう!さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月7日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、前週末の米国市場について、『ダウ平均は372ドル高と続伸。ADP雇用レポートの不振で急落した日に空けた窓を埋め、ISM製造業景気指数の悪化で大幅安した水準まで戻した格好だ』と解説しています。そして、『9月の雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方から景気後退の懸念が和らいだため、と解説されるが、僕の目には弱い雇用統計だったように映る』と自身の見解を述べています。 続けて、『賃金の伸び鈍化で追加の米利下げ観測も台頭、とも言われるが、1:賃金上昇が鈍ってくるほど雇用情勢が悪化している、2:関税による物価上昇が起きているので利下げはそう簡単な話ではない、ことを考えれば賃金上昇率の伸び悩みはネガティブ材料でしかない』と考察しています。 また、『iPhoneの増産報道を受けてアップルが3%近い上昇となった』ことに言及し、『当然ながら週明けの東京市場ではアップル関連銘柄が物色されるだろう』と示唆しています。 今週の主な経済指標については、『7日に8月の景気動向指数、8日に9月景気ウオッチャー調査、9日に9月の工作機械受注速報、10日に8月の機械受注と国内景気を探る重要なものが連日発表になる』と伝えています。 ほか、小売企業の決算発表も目白押しとのことで、『8日にJフロント<3086>、9日はローソン<2651>、ファミリーマート<8028>、イオン<8267>、10日にファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>など』と決算発表のある企業を挙げています。ただし、『ローソンや7&iHDなどは事前の業績観測報道で織り込み済みだろう』とのことです。 小売り以外では、『8日の吉野家HD<9861>、10日の安川電機<6506>の決算』が注目されるとしています。特に吉野家について『連日高値追いが続いているトップパーフォーマーのひとつ。決算発表で一段高となる展開がまた見られるか』と分析しています。 米国株については、『持ち直しに向かう展開だが、その背景は追加緩和期待。ゆえにドルの戻りは鈍く、ゆえに日本株の戻りも鈍いだろう』との見解です。加えて、『10日から米中閣僚級通商協議、下旬からの決算発表、そして月末の日米の金融政策会合など相場が上昇するきっかけとなりそうな材料はこの先いくつもある。今は2万1000円台半ばを固めていくことが肝要と思われる』と考察しています。 最後に、今週の予想レンジについて『2万1300~2万1800円』とまとめています。 参考にしてみてくださいね。 高井ひろえの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ 《HH》
関連銘柄 8件
2651 東証プライム
10,315
5/2 15:00
-10(-0.1%)
時価総額 1,034,594百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
1,422.5
5/2 15:00
+50.5(3.68%)
時価総額 384,880百万円
大手百貨店。傘下に大丸松坂屋百貨店やファッションビル大手のパルコ、博多大丸、ギンザシックスなど。百貨店事業は収益伸長。大丸心斎橋店、大丸京都店はインバウンド売上が堅調。24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/01/27
2,027.5
5/2 15:00
-23.5(-1.15%)
時価総額 5,391,783百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
6506 東証プライム
6,593
5/2 15:00
-2(-0.03%)
時価総額 1,758,287百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8267 東証プライム
3,233
5/2 15:00
-35(-1.07%)
時価総額 2,818,934百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。PB「トップバリュ」は値下げに重点。タカキューとは資本業務提携を解消。全セグメント好調で、3Q累計営業利益は過去最高更新。 記:2024/01/26
9861 東証プライム
2,883.5
5/2 15:00
-2(-0.07%)
時価総額 187,802百万円
外食大手。牛丼の「吉野家」を中心に、「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」などを展開。吉野家は売上堅調。人流回復や価格改定効果などで既存店売上高が伸びる。海外は収益伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/01/28
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(-0.9%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27