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ピクスタ Research Memo(1):主力のPIXTA事業の順調な成長に加えて新規事業も着実に拡大

2019/3/19 15:21 FISCO
*15:21JST ピクスタ Research Memo(1):主力のPIXTA事業の順調な成長に加えて新規事業も着実に拡大 ■要約 ピクスタ<3416>はデジタル素材(写真、イラスト、動画、音楽)のオンライン・マーケットプレイス運営企業。インターネット上でマーケットプレイス『PIXTA(ピクスタ)』を開設し、プロ・アマチュアのクリエイターから集めたスチル写真やイラスト、動画などのデジタル素材を、法人・個人向けに販売するサービスを提供している。 1. 2018年12月期は大幅増収増益。PIXTA事業が順調に収益を拡大 同社の2018年12月期決算は、売上高2,514百万円(前期比12.7%増)、営業利益110百万円(同532.1%増)と大幅増収増益で着地した。主力のPIXTA事業では定額制販売へのシフトが順調に拡大し、2ケタ増収を維持した。利益面では先行投資が一段落したことで営業利益の大幅増益につながった。新規事業では最も先行する『fotowa(フォトワ)』の撮影件数が前期比1.8倍となり、収益貢献に着実に近づいたほか、『Snapmart(スナップマート)』もオンデマンドサービス等の収益モデルが固まり、本格拡大に向けた基盤が固まった。 2. 中長期的な成長に向けた準備が着々と進行 同社の中期的成長戦略のキーワードはタテ展開・ヨコ展開だ。タテ展開はPIXTA事業の国内外での拡大で、アジア全域での販売を目的としたパンアジアンコンテンツの制作を切り口として、国内外のPIXTA事業の一体性を高めて高効率で安定的な成長を目指している。ヨコ展開ではfotowa事業やSnapmart事業の早期の収益貢献を狙う方針だ。長期的にはPIXTA事業での派生型新サービスの展開や、クリエイティブプラットフォーム構想の実現を目指している。 3. 2019年12月期も増収増益を計画。過去最高益を更新へ 2019年12月期について同社は、売上高2,846百万円(前期比13.2%増)、営業利益200百万円(同81.1%増)と、前期に続いて大幅増収増益を予想している。達成されれば営業利益以下の各利益項目は過去最高を更新することになる。2019年12月期は引き続きPIXTA事業が成長のけん引役となる見通しだ。定額制プランを中心とした商品・価格の最適化に加えて、パンアジアンコンテンツなど売れ筋素材の充実が貢献すると期待される。fotowa事業やSnapmart事業の新規事業も、前期までの先行投資で事業基盤が固まったことに加えて、集客、営業の強化や機能・サービスの更なる向上を図り、成長実現につなげる計画だ。 ■Key Points ・国内外のPIXTA事業の一体的成長の実現と、fotowa事業・Snapmart事業の早期収益化が中期成長のカギ ・PIXTA事業では“パンアジアンコンテンツ”が成長に向けた切り口の1つに浮上 ・fotowa事業ではニューボーンフォトが好調。これに続く新規ジャンルの確立を目指す (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《HN》
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デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」の運営を行う。素材点数は約9300万点。出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営等も。PIXTA事業では少量ダウンロードプランの利用ユーザーが増加。 記:2024/06/24