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エルテス Research Memo(2):リスク検知に特化したビッグデータ解析ソリューションを提供

2018/8/15 15:02 FISCO
*15:02JST エルテス Research Memo(2):リスク検知に特化したビッグデータ解析ソリューションを提供 ■会社概要 1. 事業内容 エルテス<3967>は、「リスクを解決する社会インフラの創出」をミッションに掲げ、リスク検知に特化したビッグデータ解析ソリューションを展開している。主力の「ソーシャルリスク関連サービス」は、SNSやブログ、検索サイトなどWeb上の様々なメディアに起因するリスクに対するソリューションを提供している。インターネットの普及やデジタルデバイスの進化により、利便性の向上と引き換えに様々なリスク(不適切な投稿等に伴う風評やネット炎上等)が顕在化するなか、ソーシャルメディアの監視から緊急対応、その後の対応まで、顧客のリスクマネジメントをワンストップで支援する独自のポジショニングにより高成長を実現してきた。最近では、情報漏えいなどを検知する「内部脅威検知サービス」(リスクインテリジェンス分野)への展開により、新たな成長軸も立ち上がってきた。また、2017年8月には戦略子会社※を設立し、需要拡大が予想されている「イベント安全サービス」(イベントセキュリティ分野)の本格展開に向けた体制構築に着手したほか、「デジタル信用調査」や本人認証技術を活用したアプリケーションの開発など新規事業にも取り組んでいる。 ※イベントセキュリティサービスを提供する(株)エルテスセキュリティインテリジェンスのほか、国内外におけるデジタルリスクに関連する事業及びその周辺事業への投資事業を行う(株)エルテスキャピタルの2社を設立した。 顧客基盤は大手航空会社や食品、外食、ホテルを始め、メーカーや金融機関など幅広く、有力ブランドを持つ大手企業※を中心に累計650社を超える導入実績を誇る。無料セミナー等を通じた新規顧客の獲得と継続率の高さが同社業績の伸びをけん引してきた。特に、異物混入の疑いや従業員の不適切投稿など、ソーシャルリスクの影響を受けやすい外食や食品業界向けの売上構成比率が高い。もっとも、足元では、「内部脅威検知サービス」への展開などにより、BtoB型の大・中堅企業との取引も増えているようだ。 ※資生堂<4911>、全日空(ANAホールディングス<9202>)、アサヒグループホールディングス<2502>、マツダ<7261>、サッポロホールディングス<2501>、日本航空<9201>、住友生命保険(相)、サントリーホールディングス(株)、キッコーマン<2801>、セブン銀行<8410>、ハウス食品グループ本社<2810>、永谷園ホールディングス<2899>、鳥貴族<3193>、すかいらーくホールディングス<3197>、江崎グリコ<2206>、NTTドコモ<9437>、伊藤園<2593>、ダイキン工業<6367>、富士急行<9010>、野村證券(株)、丸美屋食品工業(株)、デンソー<6902>、センチュリー21・ジャパン<8898>、YKK AP(株)、パーソルホールディングス<2181>、井村屋グループ<2209>、マルハニチロ<1333>、東急不動産ホールディングス<3289>、SBSホールディングス<2384>、JFEシステムズ<4832>、第一三共ヘルスケア(株)、アオキインターナショナル(株)、帝国ホテル<9708>、丸紅<8002>、東京メトロポリタンテレビジョン(株)、新菱冷熱工業(株)、(株)北陸銀行等(順不同)。 また、対象とするメディアはTwitter等のSNS(交流サイト)やブログ、ネット掲示板、ニュースサイトを中心に120以上に及ぶ。 事業セグメントは、ソーシャルリスク事業の単一セグメントであるが、主力の「ソーシャルリスク関連サービス」に加えて、新たな成長軸である「内部脅威検知サービス」や「イベント安全サービス」などにも注力している。 (1) ソーシャルリスク関連サービス 現在の成長をけん引している主力サービスであり、「コンサルティングサービス」と「モニタリングサービス」の大きく2つに分けられる。創業来の「コンサルティングサービス」は、ソーシャルリスクに関する危機発生後に、速やかに顧客が適切な対応を取れるようにアドバイスを行うサービスであり、リスクが顕在化している企業や組織に対しては、リスクの鎮静化に向けた緊急対応コンサルティングと事後のレピュテーション回復(及びブランド再構築)に向けたサービスを提供している。一方、「モニタリングサービス」は、ソーシャルリスクの発生を早期に検知及び把握するもので、24時間365日、Twitter等のSNSやネット掲示板といったソーシャルメディア上の投稿を分析し、リスクの予兆があれば緊急通知の実施や対応方法のアドバイスを行い、危険投稿がなければ日報で報告するサービスである(月報でのトレンド報告を含む)。同社では、創業来の主力である「コンサルティングサービス」から、リスク予防型で契約継続率の高い「モニタリングサービス」へのシフトを進めている。 (2) 内部脅威検知サービス(リスクインテリジェンス分野) 2016年2月期より本格的に開始したサービスであり、情報漏えいや不正会計など、内部脅威リスクを検知するサービスである。データ上に現れる「人の動き」を解析し、デジタルリスクの予兆を捉えるところに特徴がある。膨大な組織内部のシステムログや管理データから、同社独自のアルゴリズムによりリスクの高い行動パターンを認識し、危険度や緊急度の高いものは即時通知することで、未然防止につなげることができる。まだ、業績貢献は小さいが、「ソーシャルリスク関連サービス」とのクロスセル(顧客単価の向上)を含めて、順調に立ち上がってきた。 (3) その他 2017年8月に設立した子会社が手掛け、総合的なイベントセキュリティマネジメントを提供する「イベント安全サービス」、オープンデータから取引先企業の信用情報を分析する「デジタル信用調査」のほか、2017年3月に業務提携したCYBERNETICA(エストニア)の本人認証システム技術「SplitKey」を活用したアプリケーションの開発(スマートID※の導入や不正送金・不正アクセスなど金融犯罪の検知等)、デジタル分析領域のベンチャー投資事業など、今後の事業拡大に向けた新規事業にも注力している。 ※ECサービスにおける一元的な本人認証システム(1つのIDで複数のECサービス等を利用できるもの)のこと (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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水産国内最大手。2007年にマルハ、ニチロが経営統合。水産物の輸出入・販売・養殖のほか、冷凍食品等の加工食品事業、食材流通事業等も。紀文食品と資本業務提携。中計では28.3期営業利益310億円以上目標。 記:2024/06/13
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ようかんや「あずきバー」、肉まん・あんまん等の製造・販売を行う。1896年創業。三重県津市に本社。小豆を使用した商品に強み。調味料事業等も手掛ける。新規事業の創出や海外での市場拡大、輸出強化等に注力。 記:2024/07/29
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3PLに強みを持つ総合物流企業。SBS東芝ロジスティクス、SBSリコーロジスティクスなどを傘下に持つ。不動産事業、人材派遣事業等も展開。ECプラットフォームサービス「EC物流お任せくん」の本格展開図る。 記:2024/09/01
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サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポロ不動産開発などを傘下に収める持株会社。ビールは国内4位。恵比寿ガーデンプレイスを保有。酒類事業に経営リソース集中。国内はビール、RTDを強化。 記:2024/10/05
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清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
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3,300
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全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
2,240.5
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時価総額 509,718百万円
Cafeレストラン「ガスト」、中華レストラン「バーミヤン」などを展開するファミリーレストラン大手。東京都武蔵野市に本社。外販通販ビジネス等も手掛ける。低単価のサイドメニューを拡充。店舗改装などを推進。 記:2024/10/11
964.9
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東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
3967 東証グロース
645
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±0(0%)
時価総額 3,916百万円
Webリスクモニタリングや内部脅威検知サービス等のデジタルリスク事業、DX推進事業、警備管制DXシステム等のAIセキュリティ事業を展開。内部脅威検知サービスのID数は大幅増。27.2期売上100億円目標。 記:2024/06/07
4832 東証スタンダード
3,005
11/22 15:30
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JFEスチール傘下の情報システム会社。1983年に旧川崎製鉄のシステム部門から分離して誕生。電子帳票パッケージで企業シェアトップ。配当性向35%目途。ソリューションビジネス、DX新規ビジネスの拡大に注力。 記:2024/10/29
4911 東証プライム
2,729
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大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
18,295
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6902 東証プライム
2,267.5
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時価総額 7,146,661百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7261 東証プライム
1,003
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-2.5(-0.25%)
時価総額 633,699百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(0.27%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8410 東証プライム
334.5
11/22 15:30
+0.4(0.12%)
時価総額 394,479百万円
セブン-イレブン系の銀行。ATMプラットフォーム事業が中核。クレジットカード・電子マネー事業、海外事業も。電子マネー「nanaco」は会員数8200万人超。新サービス「+Connect」の提携先拡大図る。 記:2024/07/04
8898 東証スタンダード
1,094
11/22 15:30
-2(-0.18%)
時価総額 12,390百万円
不動産仲介店「センチュリー21」をFC展開。全店舗が独立自営のFC加盟店。不動産総合情報サイトの運営等も。伊藤忠商事系列。首都圏、関西圏中心に加盟店数は1000店超。店舗経営の合理化支援などに注力。 記:2024/06/25
9010 東証プライム
2,380
11/22 15:30
-14(-0.58%)
時価総額 130,626百万円
山梨県地盤の総合観光企業。1926年設立。鉄道、バス等の運輸業、不動産業、富士急ハイランドの運営等のレジャー・サービス業などを展開。鉄道事業は輸送力強化図る。ハイランドリゾートホテル&スパは需要回復。 記:2024/06/11
9201 東証プライム
2,413
11/22 15:30
+23(0.96%)
時価総額 1,054,828百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9202 東証プライム
2,838
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 1,374,426百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9708 東証スタンダード
989
11/22 15:30
+23(2.38%)
時価総額 117,493百万円
老舗高級シティホテル。1890年に迎賓館として開業。東京や大阪、上高地でホテルを運営。三井不動産が筆頭株主。1Q、3Qに売上が偏重する傾向。不動産事業等の拡充図る。26年度に京都の新規ホテルが開業予定。 記:2024/10/21