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鴻池運輸 Research Memo(2):歴史ある大手物流会社。取引先3,500社超、国内拠点数192、海外拠点数33

2018/7/5 15:02 FISCO
*15:02JST 鴻池運輸 Research Memo(2):歴史ある大手物流会社。取引先3,500社超、国内拠点数192、海外拠点数33 ■会社概要 1. 会社概要 鴻池運輸<9025>は1880年に創業された歴史のある企業である。社名に「運輸」がついているが、主たる業務は単なる運輸事業だけではなく得意先の工場内・構内で各種の業務を請負う「複合ソリューション事業」(詳細後述)である。主要顧客とは100年以上の取引が続いており、顧客企業との信頼関係は厚く、これが特色、強みともなっている。 現在の取引先は国内外合わせて約3,500社に上るが、上位10社で売上高の約40%を占める。2018年3月末現在で、関係会社は59社(うち連結子会社41社)、国内拠点数は192(同社165、グループ会社27)、海外拠点数は33、連結従業員数は約24,000人となっている。 2. 沿革 同社の創業は古く、1880年に遡る。創業者である鴻池忠治郎(こうのいけちゅうじろう)氏が大阪、伝法の地(現在の此花区)において運輸業を開始したのが始まりである。その後1945年には法人として鴻池運輸株式会社が設立され、1900年には日本鋳鋼所(現在の新日鐵住金<5401>)の荷役と運搬作業を請負う「工場構内請負業務」を開始した。さらに1951年には食品分野において「工場構内請負業務」を開始、1953年には大手飲料メーカーから工場構内作業を受注した。これらの「工場構内請負業務」が現在の「複合ソリューション事業」の源流となっており、現在でもこれらの鉄鋼や食品メーカーは、同社の主要顧客となっている。 その後1962年には倉庫業、1963年には海上貨物運送事業、1979年には航空貨物運送事業、1985年には定温物流事業、1991年には空港関連事業、1994年には医療関連事業と、提供サービスや業務範囲を順次拡大させていった。さらに1984年には初の海外拠点としてシンガポールに現地法人を設立し、その後も海外展開を加速化させている。2013年3月、創業134年目にして東証1部に株式を新規上場した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《MH》
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