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スリープロ Research Memo(4):M&Aとオーガニックな成長で過去最高益更新

2018/2/26 15:24 FISCO
*15:24JST スリープロ Research Memo(4):M&Aとオーガニックな成長で過去最高益更新 ■業績動向 1. 2017年10月期の業績概要 スリープログループ<2375>の2017年10月期通期の連結業績は、売上高で前期比17.5%増の13,454百万円、営業利益で同42.6%増の381百万円、経常利益で同51.2%増の401百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同23.7%増の215百万円となり、2期連続の増収増益となった。 売上面では、BPO事業5セグメント、コワーキングスペース事業それぞれが増収となったが、特にBPO事業ではテクノロジーとコンタクトセンター、コワーキングスペース事業の増加分が大きかった。テクノロジー(BPO事業)では慢性的なエンジニア不足のなか、2016年9月にM&Aにより子会社化したヒューマンウェアが堅調に推移し通期で売上げを計上したことが貢献した。コンタクトセンター事業では、過去のM&Aにより「東京・大阪・福岡・熊本」の4拠点体制となり、全国での運営能力・キャパシティが向上したことが寄与し増収となった。また、コワーキングスペース事業では、入居者数が3,000社を突破し(2017年11月20日現在)、稼働も高い。売上高の増分約2,000百万円のうち約800百万円はM&Aの直接効果、残りの約1,200百万円はオーガニックな成長分である。 利益面では、営業利益・経常利益ともに過去最高を記録。原価率が前期比0.7ポイント低下(改善)し、販管費が0.1ポイント上がった(悪化)ものの、営業利益率を0.5ポイント押し上げた。拠点の合理化や徹底した費用の見直しを実施したことがBPO事業の収益性を向上させたのに加え、コワーキングスペース事業においても規模拡大に伴い収益性を高めた要因だ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《HN》
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IT人材によるBPOが主力。シェアオフィスも。24.10期1Qはコールセンターの特需剥落。だがシステム受託開発の好調続く。通販、シェアオフィスは黒字化。コスト削減も進み利益改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/04/15