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学研HD Research Memo(7):当初計画より売上高は下方修正も営業利益は上方修正

2018/2/13 15:17 FISCO
*15:17JST 学研HD Research Memo(7):当初計画より売上高は下方修正も営業利益は上方修正 ■今後の見通し 1. 2018年9月期の業績見通し 2018年9月期の業績見通しについて、学研ホールディングス<9470>は売上高107,000百万円(前期比4.7%増)、営業利益3,600百万円(同6.4%増)、経常利益3,700百万円(同5.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,600百万円(同21.9%減)を見込んでいる。グループ2ヶ年計画Gakken 2018の1年目の2017年9月期は、顧客視点を重視したセグメントへの再編成により実行管理体制を強化したことから、目標にした中長期的な成長と株主・投資家重視の経営による基盤構築が順調に進展した。2年目もこれを着実に推進していく考えである。 なお、直近業績予想に対し2018年9月期の業績予想が修正されている。教育サービス事業は、学習塾を運営する(株)文理学院の子会社化(2017年11月)で売上高が増額修正された。教育コンテンツ事業は、教育ICT関連など出版コンテンツを活用した出版外事業が当初計画どおりに進行せず売上高は大幅減額修正となったが、出版分野の採算性向上により営業利益を微減額修正にとどめた。教育ソリューション事業は、道徳の教科書売上が想定より低く、売上減額、営業利益減額修正となった。医療福祉サービス事業は、増勢ながら社会保障費の抑制など不確定要素があるため当初計画に売上を据え置くが、事業の成長やコスト削減などにより営業利益は増額修正されている。これらにより、売上高が110,000百万円→107,000百万円、営業利益が3,500百万円→3,600百万円、加えて繰延税金資産を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益が2,100百万円→2,600百万円と目標値が修正された。入り繰りはあるが、成長分野はしっかり成長を始め、苦戦分野はターゲットを絞って改善させていることから、Gakken 2018の2年目に当たる2018年9月期も十分に利益を積み上げると予想する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《HN》
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教室・塾事業や出版コンテンツ事業等の教育分野、高齢者住宅事業や認知症グループホーム事業等の医療福祉分野が柱。市進ホールディングス等を傘下に持つ。高齢者住宅事業は入居率が高水準維持。不採算事業を見直し。 記:2024/10/07