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ハイアス Research Memo(6):高い自己資本比率と潤沢な現預金で財務状況は良好

2018/2/1 16:06 FISCO
*16:06JST ハイアス Research Memo(6):高い自己資本比率と潤沢な現預金で財務状況は良好 ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>の2018年4月期第2四半期末の総資産は前期末比169百万円増加し、2,075百万円となった。内訳を見ると、流動資産は前期末に比べ44百万円減少した。これは、受取手形及び売掛金が25百万円増加するなどした一方で、現金及び預金が111百万円減少したためだ。また、固定資産は同214百万円増加した。これは、モデルハウス用土地・建物を中心に有形固定資産が117百万円、システム投資を中心に無形固定資産が30百万円増加したことなどによる。 一方、負債は813百万円となり、前期末に比べ71百万円増加した。主な要因は、買掛金が37百万円、会員企業からの会費やアール・プラス・マテリアルの前受金が35百万円増加したことによるものである。借入金については、前期末残高13百万円を完済し0となった。また、純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益計上等により利益剰余金が78百万円増加したこと、非支配株主持分が15百万円増加したことなどから、同98百万円増加し1,262百万円となった。 キャッシュ・フローの状況について見ると、2018年4月期第2四半期末の現金及び現金同等物は1,114百万円となり、前期末に比べ111百万円減少した。営業活動によるキャッシュ・フローは108百万円の収入となった。これは主に税金等調整前四半期純利益143百万円の計上によるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは208百万円の支出となった。これは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出158百万円、投資有価証券の取得による支出40百万円によるものである。また、財務活動によるキャッシュ・フローは11百万円の支出となった。これは主に長期借入金の返済による支出13百万円があったためだ。 経営指標を見ると、安全性を表す指標は、現預金の減少と買掛金その他流動負債の増加により流動比率がやや悪化したほか、自己資本比率がわずかながら悪化している。しかし、有利子負債が0になるなど改善も見られ、業績拡大に伴いバランスシートの構成の変化を反映しているものと考える。収益性を表す指標についても前年同期比で改善し高い水準にあり、財務状況は良好である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《NB》
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住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26