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ハイアス Research Memo(4):会員企業ネットワークの信頼関係と競争力のある商品・サービスラインアップが強み

2018/2/1 16:04 FISCO
*16:04JST ハイアス Research Memo(4):会員企業ネットワークの信頼関係と競争力のある商品・サービスラインアップが強み ■強みと事業リスク 1. 強み ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は住宅関連に特化した経営コンサルティング事業が主体であり、市場としてはニッチであるため目立った競合企業はいない。こうした状況下で、同社の強みは、第1に、国家的展望を持った崇高な企業理念と、それを裏打ちする住宅業界で培ったノウハウの蓄積である。企業理念については後述の中期経営計画でも述べるが、国家的課題の解決に向けた真摯な企業姿勢が体現されている。第2に、主力の「R+house」を始めとした競争力のある商品・サービスラインアップである。デザイン性に優れた住宅を低価格で供給するなど、エンドユーザーから圧倒的な支持を得ている。そして第3に、全国ネットワークの顧客会員企業・パートナー企業との信頼関係である。このネットワークによって、新商品・サービスへの企画アイデアなどの情報収集や成功事例を共有するなど、好循環が生まれているようである。 2. 事業リスク 事業等のリスクとして、まず住宅関連の法的規制を挙げることができる。「宅地建物取引業法」、「建築基準法」、「建設業法」など様々な関連法規が挙げられるが、直近では建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)や消費税法(2019年10月税率アップ)などが影響度としては大きい。同社はそれぞれの法規制改正の動きに対して常に先取りして手を打っており、リスクというよりもむしろ機会としての捉え方のほうがあっているかもしれないが、環境変化の可能性としては大であるので、万一対応を誤った場合のリスクはある。 次に、事業提携先との関係等で、共同開発したパッケージのパートナーとの契約解除等のリスクである。現状では、いずれのパートナーとも円滑な関係を保っているので、問題が生じる可能性は低い。また、人材の確保及び育成については、同社でも永遠の課題と言ってもよいかもしれない。事業成長のためには優秀な人材の確保と育成が欠かせないが、同社では継続的に採用・研修の施策を講じている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《NB》
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時価総額 3,637百万円
住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26