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ダイコク電 Research Memo(2):業界標準である管理手法の提供により業界No.1の市場シェア

2018/1/19 15:32 FISCO
*15:32JST ダイコク電 Research Memo(2):業界標準である管理手法の提供により業界No.1の市場シェア ■事業内容 ダイコク電機<6430>は、パチンコホール向けコンピュータシステムの開発・製造・販売を主力として、パチンコ遊技機の表示・制御ユニットや自社開発パチスロ遊技機の開発・製造・販売等も手掛けている。 パチンコホールの経営を支えるホールコンピュータのパイオニアとして、データ管理を重視した管理手法の提案や、革新的機能を搭載した周辺機器の投入、業界随一の会員制情報提供サービスなどにより、ホールからの信頼とファンの満足度を高め、業界No.1となる市場シェア※を誇ってきた。 ※同社ホールコンピュータを導入しているホール数は全体の約35%。 事業セグメントは、「情報システム事業」と「制御システム事業」の2つに区分されるが、情報システム事業が売上高の約67.0%を占めるとともに同社の安定収益源となってきた(2017年3月期実績)。 1. 情報システム事業 パチンコホール内システムの核となる「ホールコンピュータ」を軸に、「景品顧客管理システム」や「情報公開システム」などの周辺機器販売のほか、情報機器を通じて各種サービスを行う「ホールの経営支援サービス(MGサービス)」、業界随一の情報戦略ツールである「会員制情報提供サービス(DK-SIS)」など、パチンコホール運営に必要な情報機器やサービスを展開している。 ホールコンピュータとは、店内に設置してある台ごとの稼動状況や売上データなどを管理する経営支援システムである。景品顧客管理システムや情報公開システムなど周辺機器とも連動するほか、会員制情報提供サービスの基盤となっており、ホールコンピュータの導入によって、周辺機器やサービスが一括で販売できるところに特長がある。なお、同社は、情報機器の販売に加えて、販売後の経営支援サービスや情報提供サービスによる手数料ビジネスを強化しており、ストック型収益モデルへの転換を図っている。 2. 制御システム事業 遊技機メーカー向けに遊技機の表示・制御ユニットの製造、販売のほか、遊技機に使用する部品の販売等を行っている。ホールコンピュータメーカーとして長年培った遊技台データ分析のノウハウを生かし、人気機種の傾向分析に基づく仕様の提案や人気キャラクターの版権獲得など、ユニット製造業者の枠を超え、コンテンツにまで関わる開発パートナーとして機能している。 また、2014年3月期からは、連結子会社であるDAXEL(株)ブランドによる自社開発パチスロ遊技機の製造・販売にも参入した。「まじかるすいーとプリズム・ナナ」を皮切りとして、ゲーム性を重視した独自の価値創造により相次いで稼動貢献度の高い機種をリリースし、アニメに特化したハイクオリティのブランドイメージが定着してきた。今期(2018年3月期)についても「そらのおとしものフォルテ」、「結城友奈は勇者である」の2機種をリリースしている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《MH》
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パチンコホール向けコンピュータシステム、景品顧客管理システム等の開発・製造・販売を行う。ホールコンピュータ、情報公開機器で設置シェア業界トップ。情報公開端末の新製品「REVOLAII」などの拡販に注力。 記:2024/10/12