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テラ Research Memo(6):細胞医療事業は2012年以来、5年ぶりに黒字化を達成

2017/12/11 15:06 FISCO
*15:06JST テラ Research Memo(6):細胞医療事業は2012年以来、5年ぶりに黒字化を達成 ■業績動向 2. 事業セグメント別動向 (1) 細胞医療事業 細胞医療事業の売上高は前年同期比26.4%減の308百万円と2ケタ減収となったものの、営業利益は3百万円(前年同期は62百万円の損失)と2012年12月期以来、5年ぶりの黒字に転化した。売上高は症例数が前年同期の約470例から約400例に減少したことが減収要因となった。類似の樹状細胞ワクチン療法を行う医療機関が増えていることに加えて、テラ<2191>の契約医療機関が前期末比で4施設減少したことなどが影響した。一方、利益面では前期から実施している構造改革により固定費を圧縮できたことが増益要因となっている。 (2) 医療支援事業 医療支援事業の売上高は、前年同期比32.0%減の430百万円、営業利益は同9.8%増の31百万円となった。売上高は主にBMSの細胞培養関連装置の受注販売が前年同期に比べて大きく減少したことや、少額短期保険事業を2016年8月に売却したこと等により2ケタ減収となった。一方、利益面では赤字事業であった少額短期保険事業がなくなったことやグループ全体でコスト削減に取り組んだ効果等により増益となっている。 (3) 医薬品事業 医薬品事業では、がん治療用再生医療等製品として膵臓がんに対する承認取得に向けた開発体制の整備及び開発活動を進めている。治験用樹状細胞ワクチンの製造及び提供を開始しているが、売上高の計上はなく営業損失で106百万円(前年同期は142百万円の損失)となった。適切なコスト管理を実施したことで、損失額は若干縮小している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《NB》
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樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27