マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 12:29:37
9,183,027
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):任天堂、LINE、ファナックなど

2017/10/26 11:35 FISCO
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):任天堂、LINE、ファナックなど 任天堂<7974>:42650円(-1490円) 大幅反落。投資判断格下げの動きが複数で観測されている。大和証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価は46000円としている。市場コンセンサスは楽観的と判断しているほか、「スーパーマリオ オデッセイ」の発売以降は目立ったカタリストに欠くとみている。また、CLSA証券では「アンダーパフォーム」から「セル」に格下げで目標株価を36000円としているもよう。「ポケットキャンプ」は利用額の多いユーザーを引き付ける可能性は低いと考えているようだ。 LINE<3938>:4815円(+630円) 急伸で一時上昇率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は58.5億円で前年同期比18.7%増益となった。営業利益率が高まるなど、市場コンセンサスを10億円程度上回ったとみられる。パフォーマンス広告の売上高が極めて好調な推移となったようだ。これを受けドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も3800円から4800円にまで引き上げている。 ファナック<6954>:25670円(+565円) 大幅反発。前日に上半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は前年同期比56%増の569億円となり、従来予想を上回る着地となった。通期予想は1698億円から2091億円に上方修正、2000億円レベルの市場予想を上回っており、ポジティブに捉えられている。UBS証券では、粗利益率が10四半期振りに前年同期比で改善したことなども評価、目標株価を27000円から28500円に引き上げ。なお、受注高は非開示となっている。 大和証G<8601>:705.9円(+33.1円) 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期純利益は319億円で前年同期比64.5%増益となり、220-230億円のコンセンサスを大幅に上回った。不動産投資売却益なども寄与したが、引受やリテール部門の収益も順調に推移。同時に、自社株買いの実施も発表、発行済み株式数の3.12%に当たる5200万株を上限としており、今後の需給改善期待なども高まる形に。 日立化成<4217>:3175円(+90円) 続伸。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は197億円で前年同期比23%減となり、市場予想を大幅に下回ったが、コンデンサのカルテル関連費用など特殊要因が100億円程度発生したことが要因。通期予想も580億円から510億円に下方修正されているが、特殊要因を除いたベースでは逆に10億円の増額となる形に。野村証券ではコスト増を上回る半導体向け増収が確認できたとして、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ。 クラリオン<6796>:419円(-35円) 急落。前日に発表した第2四半期決算が嫌気材料とされている。7-9月期営業利益は20億円で前年同期比23%減益、24億円レベルの市場予想も下回った。北米や国内での売上が想定以上に伸び悩んだとみられる。加えて、株式市場で注目度の高い車載カメラに関しても、3四半期連続で前年同期比マイナス成長となっており、失望感につながっているようだ。 富士ソフトSB<6188>:1648円(+129円) 大幅続伸。18年3月期上期及び通期予想の上方修正を発表。営業利益は上期で0.40億円から1.29億円、通期で2.90億円から3.30億円に引き上げた。コールセンターサービス分野、BPOサービス分野ともに官公庁向け案件が拡大した他、前倒し受注などが背景に。加えて、新規案件にかかる先行投資費用が計画通りとなったことも寄与した。また、第3四半期以降も業績は堅調に推移すると会社側は見込んでいるもよう。 大泉製<6618>:1387円(+25円) 3日続伸。1500円手前水準に上値を抑えられる半面、下値は上昇する25日線を支持線とした下値切り上げのなか、煮詰まり感が台頭。三角もち合いを上放れつつあり、2014年9月以来の1500円回復が意識されてきている。東京モーターショーが開催され、世界でEV化が加速する中、電池関連への物色が強まってきている。 妙徳<6265>:540円(+80円) ストップ高。半導体関連として本日は物色を集めているもよう。国内外で半導体製造装置業界の需要を取り込んでおり、上期は前年同期比47%増と大幅営業増益で着地。11月1日に第3四半期決算を控えており業績期待も高まっているようだ。同社の他にも、本日は東証1部の芝浦メカトロニクス<6590>、新興市場ではトリケミカル<4369>なども半導体関連株として関心を集めている。 シンデンハイテ<3131>:3855円(+165円) 大幅反発で一時4020円まで上昇。18年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益は9.35億円から12.50億円と大幅に引き上げている。計画外の大口受注が寄与した他、比較的採算性の高い商品の販売を推進したこと、販管費に大きな増減要因がないこと等が背景に。第1四半期の順調な進捗や大口受注の発表により従前から業績期待は高かったものの、修正幅の大きさがポジティブ視されているようだ。 重松製作<7980>:1299円(+247円) 5営業日ぶりに反発。10月18日高値1645円をピークに調整が続いていたが、25日線が支持線として意識されるなか、リバウンド基調が強まっている。金正恩委員長が公言した「史上最高の超強硬対応措置」について、「世界はその言葉を文字通り受け取るべきだ」との北朝鮮外務省の外郭機関「米国研究所」の李容弼副所長とのインタビュー内容が伝えられている。 《DM》
関連銘柄 13件
3131 東証スタンダード
2,580
9/27 14:52
+8(0.31%)
時価総額 5,444百万円
電子部品専門商社。半導体やディスプレイ、システム製品、バッテリ、電力機器を中心に手掛ける。半導体製品分野は足踏み。24.3期3Qはシステム製品分野が大幅増収。EMSに加え、特需のサーバ機器ビジネスが寄与。 記:2024/04/09
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4217 東証1部
4,625
6/18 15:00
+5(0.11%)
時価総額 963,688百万円
リチウム電池向け負極材で世界首位。電子材料など機能材料事業や先端部品・システム事業が主力。昭和電工がTOBで完全子会社へ。3Q累計では足踏みも、ダイボンディング材や封止材などの電子材料で巻き返しを展望。 記:2020/03/20
4369 東証プライム
3,695
9/27 15:00
+70(1.93%)
時価総額 120,084百万円
半導体向け高純度化学材料が主力。光ファイバー用材料や太陽電池用材料等も。山梨県上野原市に本社。開発から製造まで全ての工程を内製化。27.1期売上高226億円目標。半導体製造用化学化合物の生産能力向上図る。 記:2024/07/26
6188 東証スタンダード
615
2/15 14:57
+1(0.16%)
時価総額 8,302百万円
コールセンター運営とBPOサービスが柱。23.12期3Q累計は利益足踏み。通期では最高業績を計画。親会社の富士ソフトがTOBによる完全子会社化を表明。TOB価格は1株615円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/11/11
6265 東証スタンダード
2,111
9/27 14:52
+5(0.24%)
時価総額 3,498百万円
自動化装置向け真空発生器を製造・販売。真空吸着パッドや圧力センサも。半導体・液晶装置業界が得意先。吸着パッドは生産工程自動化を推進。日本は真空機器、吸着パッドが受注足踏み。23.12期通期は業績伸び悩む。 記:2024/04/14
6590 東証プライム
8,270
9/27 15:00
-190(-2.25%)
時価総額 115,548百万円
半導体製造装置やFPD製造装置、真空応用装置等を手掛ける製造装置メーカー。研磨後洗浄装置、高温リン酸エッチング装置などで高シェア。配当性向35%目途。次世代・先端半導体対応装置の開発・販売などに注力。 記:2024/07/28
6618 東証グロース
1,298
2/7 15:00
±0(0%)
時価総額 12,018百万円
温度センサを製造・販売。24.3期上期は柱の自動車向けが堅調もそれ以外が総じて振るわず。親会社のフェローテックHDが完全子会社化に向けて1株1300円でTOBを実施中。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。 記:2023/12/10
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
8,048
9/27 15:00
+52(0.65%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
7980 東証スタンダード
810
9/27 14:59
-9(-1.1%)
時価総額 5,832百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注により、24.3期3Qは商品売上が2桁増。 記:2024/04/16
8601 東証プライム
1,065
9/27 15:00
+3(0.28%)
時価総額 1,671,389百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。あおぞら銀行と資本業務提携。リテール部門の預り資産残高は91兆円。ラップ口座サービスは順調。 記:2024/05/16