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*15:30JST ＲＩＺＡＰーＧ Research Memo（10）：ENGLISH、COOK、KIDSともに店舗展開が着実に進展 ■RIZAPグループ<2928>の中長期の成長戦略と進捗状況 4. その他のRIZAP関連事業の動向 (1) RIZAP ENGLISH 現状、池袋と新宿の2店舗を展開している。2016年7月に1号店をオープンし、2017年3月期中は店舗拡大よりもメソッドやオペレーションのブラッシュアップに注力してきた。その間、着実に生徒数が増加し、本格展開の手応えを感じ取ったもようだ。2018年3月期は店舗網の本格展開を目指している。 今第1四半期においては店舗数等において従来から変化はない。セッション数は順調に増加しており、この8月からはスピーキングコースを新設した。新教室の開設は第2四半期以降、加速してくるとみられる。 (2) RIZAP COOK RIZAP COOKは『たった2か月で、一流料理人が劇的な料理上達にコミット』をコンセプトにした料理教室で、2016年11月にR-COOKブランドで自由が丘に店舗をオープンしたことに始まる。2017年6月1日から名称をRIZAP COOKに変更し、本格的に多店舗展開することを決定した。2018年3月末までに10店舗体制とすることを狙っているもようだ。 第1四半期には大きな変化はなかったが、入会者の順調な増加を受けて、8月17日に池袋店がオープンしたほか、9月7日に吉祥寺店、9月末に銀座店オープン予定と、順調な成長が続いている。 (3) RIZAP KIDS 現在は田園調布に1店舗を出店し、パイロットテストを行っている。コンセプトは、子供の才能にアプローチする運動指導スタジオだ。2ヶ月間16回という基本期間や料金設定は他のRIZAP各種プログラムと同様となっている。 2017年3月期中にプログラムやオペレーション、マーケティングについてPDCAサイクルを回し、先行投資を行った結果、2017年7月から売上が急拡大した。これを受けて、今年10月と11月に2店舗をオープンする計画だ。 (4) RIZAPアパレル これまでは百貨店の特設ブース等の仮設店舗による販売を重ねて市場の反応を探ってきたが、いずれの店舗でも記録的な売上を記録し、成功への自信を深めている状況だ。これを受けて今秋にはリアル店舗をオープンする計画だ。 具体的な出店地などは明らかになっていないが、同社がこの5月にヤマノホールディングス<7571>から買収したスポーツ用品小売事業の店舗網も活用されるとみられる。弊社ではRIZAPアパレル単独で年商5億円～10億円を達成できるのではないかとみており、スポーツ用品小売事業全体では年商30億円レベルに達するものとみている。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之） 《HN》