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アルファ Research Memo(6):自動車部品事業は欧州事業がフル寄与、セキュリティ機器事業は全般的に拡大

2017/7/5 15:52 FISCO
*15:52JST アルファ Research Memo(6):自動車部品事業は欧州事業がフル寄与、セキュリティ機器事業は全般的に拡大 ■今後の見通し 2. 事業の動向について (1) 自動車部品事業 自動車部品事業の売上高予想が12.1%増の47,500百万円となっているが、これは2016年3月期ASSA ABLOY ABからの事業取得に伴う増加が第4四半期(売上高1,886百万円、営業利益18百万円)だけであったものが、今期はフルに寄与することが主因。このため、既存の自動車部品事業については控え目な見通しを立てている。現状、米国自動車販売については減速感があり、中国についても優遇税制の適用縮小から伸びが鈍化している。しかし、最大ユーザーである日産については堅調な自動車販売の伸びが続いており、今回事業取得で顧客に加わったフォルクスワーゲングループは販売台数でトヨタ自動車<7203>を上回るなど、勢いがある。このため、アルファ<3434>計画は全体として控え目な数字と判断できる。 (2)セキュリティ機器事業 セキュリティ機器事業については新商品の投入もあり引き続き電気錠の拡大が見込まれる。また新たに宅配での再配達削減に向けた取り組みが急務な課題として認識され始め、同社は経済産業省、国土交通省、環境省が実施する「COOL CHOICE ~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」に賛同、IC カード対応コインロッカーを宅配物の受取りサービスに対応する。子会社のアルファロッカーシステムが5月より宅配便受け取り対応の駅用コインロッカーを発売開始、1台250万円からで、初年度200ヶ所程度の設置を見込むが、今後、同分野でのビジネスが大きく拡大する可能性も出てきた。このため、セキュリティ機器事業についても更なる収益拡大が期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) 《HN》
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自動車キーセットが主力。売上の3割が日産向け。住宅用・産業用ロックも。24.3期3Q累計は客増産を受けて自動車用が回復。住宅用ロックやロッカーシステムの受注も堅調で二桁増収・大幅増益に。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01