マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 10:28:40
8,951,517
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

RIZAPーG Research Memo(13):実力ベースの全社営業利益は前期比3倍

2017/6/8 15:24 FISCO
*15:24JST RIZAPーG Research Memo(13):実力ベースの全社営業利益は前期比3倍 ■今後の見通し 2018年3月期の通期業績についてRIZAPグループ<2928>は、売上収益150,202百万円(前期比57.6%増)、営業利益13,010百万円(同27.4%増)、税引前利益11,983百万円(同24.8%増)、親会社の所有者に帰属する利益8,007百万円(同4.3%増)と、前期に続いて大幅増収増益を予想している。 売上高は前期比54,903百万円の増収となる。この詳細内訳については開示されていないが、弊社ではRIZAP関連事業で13,000~14,000百万円、上場子会社で約30,000百万円、その他の子会社とM&A合計で10,000百万円~12,000百万円といった内訳と推測している。RIZAP関連事業の見方の内訳は前述のとおりだ。上場子会社については各社の公表された業績予想を合算(ジーンズメイトについては推定値)すると無理なく得られる。その他の子会社とM&Aからの増収分については、既に公表されているヤマノホールディングスからの事業買収の効果などを考えると、これも決して過大な想定ではないと弊社ではみている。 利益について同社は、詳細な情報開示を行っている。2017年3月期は前述のように、約5,800百万円の割安購入益(負ののれん)があり、それで営業利益が押し上げられていた。こうした特殊要因を除いた実力ベースの営業利益は約4,000百万円だった。 これが2018年3月期には実力ベースで13,000百万円に達すると同社では予想している。アパレル関連では夢展望とジーンズメイトがともに黒字転換を果たすと想定されている。また関連ライフスタイルでは、パスポートが黒字転換するほか、イデアインターナショナルが2017年6月期の業績見通しを上方修正したことが織り込まれている。 中核事業である美容・健康関連セグメントについてはさらに詳細な内訳を公開している。2017年3月期実績のセグメント営業利益は実力ベースで約3,600百万円だった。このほとんどはRIZAP(ボディメイク)事業だったとみられる。2018年3月期はセグメント利益として8,600百万円が計画されており、約5,000百万円の増益となる。この内訳として、RIZAP関連事業(RIZAP GOLF除く)が3,400百万円の増益、RIZAP GOLFの黒字化で前期比710百万円の増益、マルコの利益拡大で1.060百万円の増益、その他で730百万円の増益がそれぞれ計画されている。 ポイントはRIZAP関連事業全体では前期比約4,110百万円(RIZAP34億円とRIZAP GOLFの合計)の増益となると計画されている点にあると弊社では考えている。前述したようにRIZAPボディメイク事業の収益性・成長性が低下していないばかりか、RIZAP関連事業として把握した場合は、本格的な成長はここからスタートするということが示唆されている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
関連銘柄 1件
249
10/10 15:30
+4(1.63%)
時価総額 138,498百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27