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RIZAPーG Research Memo(8):“RIZAP事業”から“RIZAP関連事業”に進化し高成長のステージに

2017/6/8 15:14 FISCO
*15:14JST RIZAPーG Research Memo(8):“RIZAP事業”から“RIZAP関連事業”に進化し高成長のステージに ■中長期の成長戦略 2. 『RIZAP関連事業』への進化 RIZAPグループ<2928>はこれまで、RIZAPボディメイク事業を中核に成長を達成してきた。同事業の収益性の高さは良く知られているが、その成長に陰りが見えたと評価する向きもある。しかしそれは正しい理解ではないと弊社では考えている。 ここ1、2年、同社が注力してきたのはRIZAPボディメイク事業で稼いだ利益を投下して、ボディメイクに続く新規事業の立ち上げだ。同社の強みはマーケティング力にあるとされるが、その中にはブランドマネジメント力も含まれる。CM好感度第3位にまでなった『RIZAP』ブランドの価値を毀損しないだけでなく、むしろ価値をさらに高めることができることが必要条件とされた。その結果として、ゴルフレッスン、英会話、料理教室などが『RIZAP』ブランドを冠するに値する新規事業として選定され、事業開発が進められてきた。 同社はRIZAPボディメイク事業にこれらRIZAPを冠した新規ビジネスを加えて“RIZAP関連事業”として情報開示を行っている。2017年3月期まではそれら新規事業の売上高はそれぞれ数千万円レベルで利益的には先行投資のステージだったため、RIZAP関連事業の売上高は実質的にRIZAPボディメイク事業の収益と同一だった。利益面ではボディメイク事業の利益が先行投資に回っていたため、実態よりも低く表されていたとみられる。 しかしながら2018年3月期には、ボディメイク以外の新規事業の売上高合計が一気に8,000百万円~10,000百万円に拡大する可能性が出てきている。その結果、ボディメイク事業自身の成長と合わせて、RIZAP関連事業の売上高は2017年3月期実績の23,200百万円から36,000~37,000百万円レベルに急拡大すると弊社では試算している。利益面でも一部の事業は、明確に黒字化し、ボディメイク事業の利益がしっかりと残ることになるとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27