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RIZAPーG Research Memo(7):子会社群の業績改善に加えて、同社本体の成長戦略も順調に進捗

2017/6/8 15:12 FISCO
*15:12JST RIZAPーG Research Memo(7):子会社群の業績改善に加えて、同社本体の成長戦略も順調に進捗 ■中長期の成長戦略 1. COMMIT2020と成長戦略の全体像と進捗状況 既に広く知られているところではあるが、RIZAPグループ<2928>は現在、2020年度(2021年3月期)をゴールとする中期経営計画『COMMIT2020』を策定し、取り組んでいる。計数目標として、中期経営計画最終年度の2020年度において連結売上高3,000億円、連結営業利益350億円の達成を掲げている。 同社は「健康」をキーワードにヘルスケア・美容市場の一角から事業をスタートし、その後、事業ドメインを「自己投資産業」へと拡大した。その結果、関連産業・市場も広がり、ターゲット市場の市場規模はヘルスケア・美容市場の2兆円規模から一気に7兆円を超えるまでに拡大している。 この巨大市場を相手に売上高3,000億円・営業利益350億円の業績計画を実現するために、同社は4つの成長戦略で臨んでいる。すなわち、1)既存事業での成長、2)新規事業の立ち上げ、3)事業提携戦略、4)M&Aとシナジーの追求の4つだ。 このうち4)M&Aとシナジーの追求については、2017年3月期においてグループ各社の収益が着実な改善を示し、この成長戦略が想定どおりに回り始めていることは前述したとおりだ。グループ各社が将来への自信を持ち、それを反映した形で積極的な株主還元策を発表したことで、同社のM&Aによる成長戦略については投資家の間で一定の認知度を得たと言える。 一方、1)~3)の成長戦略は同社本体が主体となって推進する成長戦略だ。このうち、1)既存事業での成長はRIZAPボディメイク事業の成長を意味しており、2)新規事業の立ち上げとは従来から話題になってきたRIZAP GOLFやRIZAP ENGLISHなどによる成長を意図している。弊社では同社を過去3年にわたり継続カバーしてきたが、2018年3月期のスタートに当たり、この2つの成長戦略が一体化してシナジーを発揮しながら収益を拡大させていくステージに入ったと考えている。以下、その点について詳述する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27