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ネットマーケ Research Memo(3):2017年6月期第3四半期はメディア事業が伸長

2017/6/8 15:45 FISCO
*15:45JST ネットマーケ Research Memo(3):2017年6月期第3四半期はメディア事業が伸長 ■ネットマーケティング<6175>の業績動向 1. 2016年6月期通期決算 2016年6月期通期の決算は、売上高が前期比3.5%増の8,823百万円、営業利益が同35.6%減の273百万円、経常利益が同34.4%減の274百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.8%減の176百万円となった。前期比で減益となった主な要因は、広告事業においてクライアント・ミックス(構成)の変化があったことによる。広告事業の売上高は前期比1.4%増の7,356百万円、全社費用325百万円を配分していないセグメント利益は同17.8%減の438百万円であった。メディア事業の売上高は同15.5%増の1,466百万円、全社費用を配分していないセグメント利益は同3.9%減の160百万円であり、Omiaiは累計会員数150万人を突破するなど好調に推移したが、Omiaiのサービス拡充やプロモーションにおける積極的な投資、Switch.の立ち上げ加速のための先行投資により、前期比で減益となった。 2016年6月期において、純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴う利益剰余金等の増加により、前期末比161百万円増加して850百万円となり、自己資本比率は前期末の23.6%から30.0%へ向上した。 2016年6月期のキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益270百万円計上等により、営業活動によるキャッシュ・フローが356百万円の収入、無形固定資産の取得による支出108百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローが96百万円の支出、長期借入れによる収入400百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローが249百万円の収入となった。 2. 2017年6月期第3四半期決算 2017年6月期第3四半期(2016年7月−2017年3月)の決算は、売上高が前年同期比10.1%増の6,991百万円、営業利益が同29.8%増の288百万円、経常利益が同21.4%増の273百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.3%増の183百万円となり、営業利益と親会社株主に帰属する四半期純利益は前年通期(2016年6月期)を第3四半期で上回った。2017年6月期通期予想に対して、第3四半期までの売上高は73.5%、営業利益は74.8%とおおむね順調に進捗しており、第3四半期の営業利益率も通期予想の4.1%を達成している。広告事業は、引き続きクライアント・ミックス(構成)の変化により、売上高は前年同期比0.8%減の5,268百万円となったが、全社費用277百万円を配分していないセグメント利益は、売上総利益率の高いクライアントの売上が増えたことにより、同26.6%増の360百万円となった。メディア事業は、Omiaiが積極的なプロモーション投資で累計会員数200万人を突破するなど好調に推移し、売上高が前年同期比65.5%増の1,723百万円、全社費用を配分していないセグメント利益は同34.9%増の205百万円となった。 2017年6月期第3四半期末において、純資産合計は、上場時の公募増資に伴い資本金及び資本剰余金が293百万円と親会社株主に帰属する四半期純利益計上に伴う利益剰余金等の増加により、前期末比484百万円増加して1,334百万円となり、自己資本比率は前期末の30.0%から42.5%へ向上した。資産合計は、公募増資等に伴い現金及び預金が前期末比458百万円増加したこと等により同305百万円増加した。負債は、買掛金の同209百万円減少等により、同178百万円減少した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 廣田重徳) 《HN》
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日本最大級の恋愛マッチングアプリ「Omiai」を運営。アフィリエイト広告主体の広告事業も手掛け、広告主はエステ・人材・金融などが有力。1Qは利益足踏み。米ベインキャピタルがTOB、実現なら上場廃止へ。 記:2022/11/30