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アルプス技研 Research Memo(5):良好な財務状況、高い自己資本比率

2017/4/20 12:25 FISCO
*12:25JST アルプス技研 Research Memo(5):良好な財務状況、高い自己資本比率 ■アルプス技研<4641>の業績動向 2. 財務状況と経営指標 財務状況も良好である。自己資本比率は2016年12月期末で65.8%と高く、借入金等の有利子負債は比較的少額(有利子負債比率6.7%)である。流動比率も230.0%で手元現預金残高も十分にあり安全性の問題もない。収益性についても、売上高営業利益率が10%超を達成したほか、ROAやROEも前期比でさらに改善し高いレベルにある。 技術力をコアとした派遣事業中心なので、製造業のように固定資産を多く抱えてはいない。総資産のうち現預金が45%前後を占めており、今後とも積極的な事業拡大のためには不可欠と考えられるM&Aなどへ機動的な対応も可能であろう。 資産・負債の前期比増減でみると、現預金が754百万円増、受取手形及び売掛金が667百万円増、のれんが462百万円増、未払金が412百万円増、利益剰余金が1,201百万円増、などとなっている。受取手形及び売掛金の増加は事業拡大に伴うものであり、のれんは2016年9月に連結子会社化したパナR&Dのものである(償却期間8年)。未払金は一時的なものであり、借入金等の有利子負債ではないものと考えられるので、特に問題ではない。収益性の向上によって利益剰余金が着実に積みあがり、内部留保の充実と配当資金の確保ができていることがわかる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《HN》
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アウトソーシングサービス事業が主力。技術者派遣や技術プロジェクト受託、事務派遣、職業紹介等を行う。自動車関連、半導体関連の売上比率が高い。稼働率は高水準維持。中計では26.12期売上高555億円目指す。 記:2024/07/08