株～企業情報・おすすめ銘柄

*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト（前場）：東芝、MDV、川崎化など MDV<3902>：3695円（+210円） 急伸。17年4月30日（日）を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割を実施するとの発表が材料視されている。投資単位当たりの金額の引き下げ及び株式の流動性向上による、投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は5月1日。 4℃　HD<8008>：2609円（+41円） 続伸。17年2月期の通期決算を発表。営業利益は前期比6.8％増の65.29億円で、会社計画（65.50億円）に沿った着地となった。また18年2月期の通期営業利益見通しは同4.9％増の68.50億円、最終利益は同11.8％増の55.50億円とし、順調な増益見通しが好感されている。また、配当予想も中間及び期末配当で32.50円、年間65円と増配見通しとなっていることも支援材料に（前期は年間50円）。 東芝<6502>：225.3円（-4.4円） 3日ぶり反落。一部報道で、本日が期限となっている17年3月期の第3四半期の決算発表で、監査法人の適正意見を付けずに発表する方向で最終調整していると報じられている。3度目の発表延期もリスクとして意識されていたなか、上場維持へ向けて期日どおりの発表を優先するもよう。なお、監査法人の意見がつかない決算発表は異例とされており、様子見ムードが優勢に。 新日無<6911>：486円（+43円） 大幅続伸。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益を13.00億円から17.50億円、最終損益を3.00億円の赤字から6.00億円の黒字に引き上げており、赤字見通しから一転しての黒字転換への修正が好感される格好となっている。費用圧縮に加え、通信デバイス製品の利益率の改善などにより営業利益が増加した他、有価証券売却益の発生などが要因となったようだ。 川崎化<4117>：179円（+30円） 一時ストップ高。横浜国立大学と共同で、機能化学品を研究開発すると一部専門紙が報じている。同大学が保有する装置を用いて、同社が世界で唯一量産技術を持つナフトキノンの誘導体の作用機構解明や分子設計に取り組み、3Dプリンター向け樹脂材料向けの次世代光増感材を開発するようだ。3Dプリンターは米国や欧州で普及が加速しており、需要取り込みへの期待感が先行する展開に。 イグニス<3689>：3865円（+180円） 大幅に3日続伸。100％子会社のスタジオキングが提供するスマートフォンRPG「ぼくとドラゴン」において、劇場版「FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」とのコラボキャンペーンを実施すると発表している。「FAIRY TAIL」は「週刊少年マガジン」において06年から連載中の漫画で、全世界累計発行部数6000万部を超えるベストセラー作品。17年5月に「劇場版 FAIRYTAIL -DRAGON CRY-」の公開が予定されている。 ロコンド<3558>：2047円（-249円） 急反落。17年2月期決算を発表している。営業損益は1.93億円の黒字（前期は2.08億円の赤字）となり、今年3月の上場時に発表した予想（1.93億円の黒字）に沿って着地した。18年2月期の通期業績については、営業利益で前期比57.6％増の3.05億円との見通しを示している。ただ、5億円程度に拡大するとの一部市場予想もあり、前日にはこれを先取りする動きがあったことから、本日は売り優勢の展開となっている。 ソレイジア<4597>：374円（+7円） 3日続伸。中国事業を加速すると一部専門紙で報じられている。この報道によれば、北京、上海に加え、17年内をメドに医薬情報担当者（MR）拠点を広州に開設し、3拠点体制を整備するもよう。中国の現地人員をMR部隊を中心に40人体制に拡充し、日本国内と合わせて年内に60人体制へ増員するようだ。これら施策により、北京、上海、広州で直販体制を確立するとしている。 mbs<1401>：608円（-113円） 大幅続落。16年6月-17年2月期（第3四半期累計）決算を発表している。売上高は前年同期比24.8％増の17.76億円、営業利益は同7.7％増の1.70億円で着地した。ただ、上期を70.5％営業増益で通過していたため、第3四半期の減速感が意識されたようだ。17年5月期の通期業績については、営業利益で前期比19.6％増の2.50億円とする従来予想を据え置いている。第3四半期までの進捗率は約68％となる。 《WA》