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RIZAPーG Research Memo(1):既存事業・新規事業・事業提携・M&Aの4つの領域で成長戦略が順調に進捗

2017/4/5 15:00 FISCO
*15:00JST RIZAPーG Research Memo(1):既存事業・新規事業・事業提携・M&Aの4つの領域で成長戦略が順調に進捗 ■要約 RIZAPグループ<2928>(旧社名・健康コーポレーション)は通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&Aを積極活用しながら事業領域と業容を拡大させてきた。グループの事業ドメインを『自己投資産業』とし、美容・健康関連、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業を展開している。 1. 2017年3月期第3四半期は大幅増収増益で、全セグメントが黒字化 2017年3月期第3四半期は売上収益65,726百万円(前年同期比69.9%増)、営業利益8,001百万円(同173.1%増)と大幅増収増益で着地した。内容的にも全セグメントで営業黒字を達成した。特に、特殊要因のない第3四半期単独期間において全セグメントの黒字化を達成できた意義は大きいと弊社では考えている。 2. 「COMMIT2020」達成のための成長戦略は4領域で構成。RIZAP事業は高成長続く 同社は2021年3月期に売上収益3,000億円、営業利益350億円を目指す「COMMIT2020」に取り組んでいる。その成長戦略は既存事業での成長、新規事業の拡大、事業提携での成長、M&Aとシナジーによる成長の4つの領域から構成されている。中核の既存事業ではRIZAP事業が紹介入会者比率上昇、ライフサポートプログラムの拡大、シニア層取り込みによる収益性向上などを要因に、高成長が続くと期待される。 3. 新規事業ではRIZAP GOLFの2018年3月期の大幅拡大が決定。事業提携、M&Aも順調に進捗 新規事業ではRIZAP GOLFの体制が整ったことと潜在顧客からの反響の大きさを受けて、2018年3月期の大幅拡大方針を決定した。事業提携では過去分が順調に進捗していることに加え、新たに地方自治体との健康寿命延伸化プログラムでの提携開始が発表された。M&Aでは2017年3月期第4四半期中のジーンズメイト<7448>とぱど<4833>の子会社化が発表されている。 4. 2017年3月期通期予想は達成の公算大。2018年3月期も大幅増益が続く見通し 業績面ではRIZAPを軸に高成長が続いている。2017年3月期通期では、これまでの進捗率からみて営業利益予想10,150百万円は達成される可能性が高いと期待される。2018年3月期も、本業の営業利益の大幅増益に加え、先行投資・赤字事業での営業損益が黒字に転換する計画で、全社ベースの営業利益は前期比30%〜50%の大幅増益となる可能性がある。 ■Key Points ・中核のRIZAP事業はシニア層の取り込みで新たな成長ステージに突入 ・新規事業では、2018年3月期にRIZAP GOLFを大幅拡大へ ・過去のM&Aでは圧倒的な投資リターンを実現。ターンアラウンド力が同社のM&A戦略の強さの源 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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