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プラザクリエイト Research Memo(2):2017年3月期第2四半期は、良い意味での転換点になる可能性が
2017/1/16 16:04
FISCO
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*16:04JST プラザクリエイト Research Memo(2):2017年3月期第2四半期は、良い意味での転換点になる可能性が ■2017年3月期第2四半期決算の分析 プラザクリエイト<
7502
>の2017年3月期第2四半期決算は、売上高9,270百万円(前年同期比10.3%増)、営業損失625百万円(前年同期は726百万円の損失)、経常損失863百万円(前年同期は910百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期損失780百万円(前年同期は994百万円の損失)で着地した。期初予想との対比では、売上高は270百万円上回ったものの、営業損失は期初予想の400百万円に対して225百万円拡大した。 同社の事業は「パレットプラザ」と「55ステーション」ブランドのプリントショップの運営を手掛けるプリント事業と、モバイル機器の販売店を運営する「モバイル事業」の2事業部門で構成されている。 プリント事業は、売上高3,895百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント経常損失937百万円(前年同期は846百万円の損失)と、減収及び損失幅拡大という形で着地した。詳細は後述するが、今第2四半期は既存店売上高が前年比96.3%と低水準にとどまり、売上高が想定を250百万円~300百万円下回った。費用面では、店舗従業員増強に伴う人件費の増加や店舗改修費用などを織り込んで、セグメント経常利益が赤字になると予定していたところ、売上高の未達分相当額がそのまま損失の拡大額となって経常損失を膨らませた。 営業外損益では持分法適用会社シンプレスジャパン(株)(旧ビスタプリントジャパン(株))からの持分法投資損失が227百万円計上された。シンプレスジャパンの事業は計画どおりに伸長しているもようだが、特別損失に想定外の資産除却損を計上したことで、持分法投資損失が計画よりも膨らんだもようだ。なお、シンプレスジャパンとは、2016年12月末に提携を解消した。 モバイル事業は、売上高5,364百万円(前年同期比21.5%増)、セグメント経常利益76百万円(前年同期は56百万円の損失)と増収増益となった。売上高は、店舗数が前年同期末より8店舗増加し、販売台数が増加したことが寄与した。また、保有回線数(新規契約数から解約数を差し引いた回線数を累計したもの)が2016年3月末比で111%増加し、継続契約手数料が増加した。利益面では、今第2四半期中の新規出店5店舗に関する出店費用が増加したが、増収効果で吸収し、セグメント経常利益は黒字転換を果たした。 今第2四半期の評価として、同社自身は“反省すべき点の多い決算”だったと自己評価している。詳細は後述するが主力事業であるプリント事業において、フォト&モア店舗の既存店売上高が前年割れという状況に陥ったことがその理由だ。 それに対して弊社では、フォト&モア戦略の問題点がこのタイミング明らかになったことは、むしろ不幸中の幸いだったと考えている。同社が2013年3月期から取り組む構造改革では、2016年3月期と2017年3月期はまだ投資の時期であり、2018年3月期と2019年3月期が回収期という位置付けであった。今下期においてスピード感を持って立て直しができれば、当初の予定どおり2018年3月期からの収益回復につなげていくことができると考えている。後述するように、同社は既に立て直しに取り組んでおり、2017年3月期第2四半期が単なる悪い決算ではなく良い意味での“転換点”となる可能性が高まってきている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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プラザホールディングス
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時価総額 4,925百万円
ソフトバンクなどの携帯キャリアショップの運営等を行うモバイル事業が主力。写真サービス店「パレットプラザ」のFC展開、アパレル事業等も。新規事業への投資はほぼ完了。モバイル事業では法人向け営業を強化。 記:2024/06/18
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