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プラザクリエイト Research Memo(1):『フォト&モア』の立て直しで、来期の収益拡大につなげる

2017/1/16 16:03 FISCO
*16:03JST プラザクリエイト Research Memo(1):『フォト&モア』の立て直しで、来期の収益拡大につなげる プラザクリエイト<7502>は写真のプリントショップのトップ企業。プリント事業では直営419店舗、FC112店舗の合計531店舗を展開している。もう1つの事業の柱は携帯端末販売店を展開するモバイル事業で、キャリアショップ、併売店合わせて83店舗を展開している(店舗数はいずれも2016年9月末現在)。 同社が2013年3月期以来取り組み中の構造改革では、主力のプリント事業の成長戦略として店舗のフォト&モア(Photo & More)化を推進中だ。フォト&モアとは同社が目指すプリントショップの在り方についてのコンセプトであり、店舗デザイン、商材、及び人材のすべてがそろってたどり着けるゴールだ。同社は前期から店舗リニューアルと人材登用を加速させてきた。 フォト&モア店舗は、これまで既存店売上高が前年同期比120%以上を達成するなど顕著な効果を示してきた。しかし、2017年3月期第2四半期はフォト&モア店舗の既存店売上高が同99.0%となり、トップライングロースが止まった。検証の結果、フォト&モア戦略自体は依然として有効性があり、店舗間格差は個々の店舗の固有の要因、特に店舗経営者(店長)の力量の差に起因するとの結論に至った。 こうした状況を受けて同社は、今下期において中長期成長シナリオを確実なものにするための立て直しに全力を挙げる方針だ。人材面での見直しのみならず、直営店の中の従来型店舗のうち、フォト&モア化を進める店舗とそうでない店舗を選別し、非フォト&モア化店舗については業態転換や閉店などあらゆる可能性を検討してネガティブ面を潰していくとしている。 モバイル事業は順調な拡大が続いている。店舗網の拡大を成長戦略の核とし、プリントショップからの転換やM&Aなど、こちらもあらゆる可能性を検討して目標を実現していく計画だ。法人事業も順調に成長が続いており、プリント事業での立て直しが計画どおりに進捗すれば、2017年3月期通期はもちろん、2018年3月期以降の業績目標についても、達成可能性は十分高いものになってくると期待される。 ■Check Point ・2017年3月期第2四半期は、良い意味での転換点になる可能性が ・フォト&モア戦略は依然有効、店舗間格差は店長の力量差が起因との結論 ・モバイル事業はストック収入とフロー収入で成り立ち、安定した黒字体質へ (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ソフトバンクなどの携帯キャリアショップの運営等を行うモバイル事業が主力。写真サービス店「パレットプラザ」のFC展開、アパレル事業等も。新規事業への投資はほぼ完了。モバイル事業では法人向け営業を強化。 記:2024/06/18