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能美防災 Research Memo(5):「NOHMI」を世界ブランドに押し上げる

2017/1/11 16:18 FISCO
*16:18JST 能美防災 Research Memo(5):「NOHMI」を世界ブランドに押し上げる ■成長戦略 能美防災<6744>は、2017年3月期から3年間にわたる中期経営計画を策定しており、以下のビジョンと9つの施策を揚げている。 ○ビジョン ~次世代防災への進化~ 「創立100周年を迎え、能美新世紀として、防災事業の基盤を更に強固なものにして社会の変化に対応する次世代防災システム・サービスを創造・提供し続けることにより世界の安全に貢献する」 ○施策 1.次世代防災への基盤整備 2.基幹事業の収益力向上と売上拡大 3.お客様との信頼関係の更なる向上 4.新規市場・サービス事業への積極果敢な挑戦 5.技術開発力・エンジニアリング力の強化 6.海外事業の強化 7.防災領域の拡大を目的とした国内外におけるM&Aの推進 8.人材育成の強化 9.グループ全体でのCSR・コーポレートガバナンスの強化 次世代防災への基盤整備では、生産設備および研究開発の増強のための投資などを見込んでいる。今後も新製品や高品質な製品を生み出し続け国内防災業界でトップの位置でいるには、必要な投資と見られる。 特に注目すべきは、6つ目の海外事業の強化と考える。同社は、国内では高いシェアを有しているが、海外は残念ながら国内ほどではない。今後の海外展開では、駐在員事務所を置くシンガポールに注目したい。事業環境の異なる海外市場でのシェア拡大には困難が伴うが、M&Aも含めて検討するようだ。同社が東南アジア地域でターゲットとしている空港、政府系施設、日系企業の工場などの物件の約4割は受注済み。現在、連結売上高に占める海外売上高は5,000百万円程度であるが、今後これを順次引き上げ、「NOHMI」を世界ブランドに押し上げる。その際の展開先として、東南アジアの他、中国、台湾、インドに目を向けている。 (執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら) 《HN》
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火災報知器や消火設備などを手掛ける防災機器最大手。防災システムはビルや地下街、集合住宅、文化財など対応領域多岐。東大寺に納入実績。火災報知設備は収益好調。消火設備は売上堅調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/16