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テクマトリックス Research Memo(8):今期は売上高が前期比6.6%増、営業利益が同19.4%増の見通し

2016/7/6 16:03 FISCO
*16:03JST テクマトリックス Research Memo(8):今期は売上高が前期比6.6%増、営業利益が同19.4%増の見通し ■2017年3月期通期業績予想 テクマトリックス<3762>の2016年3月期連結決算と同時に発表された2017年3月期連結業績予想は、売上高が前期比6.6%増の22,300百万円、営業利益が同19.4%増の1,650百万円、経常利益が同16.1%増の1,650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.2%増の1,030百万円とされている。中期経営計画「TMX3.0」と比較すると、売上高は98.2%、営業利益は97.1%の達成率となるが、これは、今後の世界経済の不透明感を加味した保守的な予想であり、同社によれば、TMX3.0の目標である売上高22,700百万円、営業利益1,700百万円の達成を目指す方針に変わりないとしている。 MM総研が2015年9月に発表した国内クラウドサービス市場規模は、2014年度に前年度比23.8%増の7,749億円、2019年度は2兆679億円と約2.7倍に急拡大すると予想している。また、(株)富士キメラ総研の予想によれば、セキュリティサービスの国内市場規模は、2014年度の3,951億円(実績)から2020年度には5,241億円と予想され、年平均で4.8%の拡大を続けていくとしている。TMX3.0は現場からの数字の積み重ねで策定されており、堅実な内容と言える。さらに、主力事業における市場規模の高い伸びも加味した場合、TMX3.0の業績を達成するのは決して高すぎるハードルとは言えない。2017年3月期の業績は、TMX3.0に掲げられた数字を達成することも十分に可能だろう。 一方で、楽天から取得した金庫株をM&Aに活用するのを基本としており、仮にTMX3.0の期間中にM&Aが実現すれば、最終年度となる2018年3月期の売上高は計画の251億円よりも増加し、300億円程度になる可能性もあるとしている。 また、配当に関しては、期末に1株当たり25円と、前期比5円の増配を実施する予定となっている。業績向上への自信の表れとも見られる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光) 《TN》
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クラウド型セキュリティ対策製品の提供等を行う情報基盤事業が主力。アプリケーション・サービス事業、医療情報クラウドサービス等の医療システム事業も。情報基盤事業は好調。中計では27.3期売上高750億円目標。 記:2024/06/11