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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:IPO初値がシンジケートカバーで付くパターンも

2016/7/6 15:37 FISCO
*15:37JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:IPO初値がシンジケートカバーで付くパターンも 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年7月6日11時に執筆 IPO銘柄の初値形成において公開価格を割ることがたまに起こります。6月29日上場の2銘柄は解りやすい展開で初値が付いているので参考までに考えてみます。 コメダホールディングス<3543>の初値は1,867円でした。公開価格は1,960円なので騰落率は-4.74%と残念な結果に終わっています。ここで1,867円という初値で決着した理由について調べると、訂正有価証券届出書からオーバーアロットメント4,000,000株の実施と「主幹事引受価格1,867.88円」という数値が導き出せます。 オーバーアロットメントが実施され、シンジケートカバー取引により下値で支えている事が伺えます。この事をあらかじめ解っていると、株価が公開価格を割ってしまった場合の参考値になります。公募株を取得した投資家のみならず、初値買いをされる方にも参考になる数値です。 ソラスト<6197>も同じように、公開価格1,300円、初値1,222円で騰落率は-6.00%でした。またオーバーアロットメント1,475,000株の実施を行い、「主幹事引受価格は1,222円」です。 この様に、主幹事が実施したオーバーアロットメント(第三者割当増資)により、逆にシンジケートカバー取引が行われ過度の株価下落をさせない働きがあります。 小型のIPOでは公開価格を割る事は少ないですが、吸収金額が大きな銘柄において今回のような事が起こる場合もあり得るのは覚えておきましょう。 ところでLINE<3938>がどうなるのか心配だという方は訂正有価証券届出書を見るとよいでしょう。発表は7月11日になるかと思われます。 ---- 執筆者名:キムさん ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記 《HK》
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時価総額 130,404百万円
フルサービス型喫茶店「コメダ珈琲店」をチェーン展開するコメダを中核とする持株会社。愛知県名古屋市に本社。おかげ庵等の業態も。グループ店舗数は1000店舗超。総還元性向50%以上目標。既存モデルの拡充図る。 記:2024/08/13
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時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
6197 東証プライム
512
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-11(-2.1%)
時価総額 48,462百万円
医療事務受託や人材派遣等を行う医療事業が柱。国内初の医療事務教育機関として1965年に創業。介護事業所や認可保育所の運営等も。25.3期は増収増益計画。医療事業は請負・派遣業務の新規契約受注などを見込む。 記:2024/07/02