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フリービット Research Memo(4):技術開発力と応用力を備えたインターネット・サービスをワンストップで提供
2016/1/27 16:06
FISCO
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*16:06JST フリービット Research Memo(4):技術開発力と応用力を備えたインターネット・サービスをワンストップで提供 ■同社の特徴・強みと事業リスク フリービット<
3843
>の強みは、独自技術に基づいたインターネットに関する多層化された様々なサービスをワンストップで提供できる数少ない企業であることだ。これは、1)同社が独自開発した技術を数多く保有する※4、2)その技術をコアコンポーネントAPI※5化することのできる応用技術力を備えている、3)収益の90%が継続課金であるビジネスモデルである、の3点に立脚する。 ※4保有する特許技術は取得済が37件(うち海外26件)、申請中25件(うち海外23件)となっている。 ※5重要部品のこと。同社ではサービスの基礎となるコアコンポーネントの開発に注力している。このコンポーネントAPIを組み合わせることにより様々なサービスを展開できる。 直近、同社はモバイル事業とアドネットワーク事業の拡大に特に注力しているため、これらの事業におけるリスクが最大のリスク要因となる可能性があると弊社では考えている。 先ず、モバイル事業に関しては、携帯電話料金の引き下げと、トーンモバイルの立ち上がりの状況をリスクとして挙げることができる。携帯電話料金の引き下げについては、NTTドコモなど大手通信事業者の価格引き下げが激化する場合には、同社ユーザーであるMVNOのシェア低下、業績悪化がマイナス影響を与えることになる。ただ、現状では端末の無料販売ができなくなるなどにとどまる見込みで、本格的な値下げ競争に発展すると想定し難く、MVNOにとってはむしろプラスに働く可能性が高いことから、リスクではないと考えられる。 トーンモバイルの立ち上がりの状況については、店舗展開の進捗と広告宣伝費の投下規模により、業績が変動する可能性がある。具体的には、店舗拡大(2月以降)の時期に併せた広告宣伝を実施するものの、CCCの店舗展開の進捗が想定以上に遅れることがあれば、利用者の獲得が計画を下回ることとなり、端末及び通信サービスの売上に影響が出ることになる。 一方、アドテクノロジー事業に関するリスクは、注力しているAdMatrix等のクライアント獲得が計画どおり出ない場合が考えられよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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フリービット
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時価総額 32,780百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
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