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USS Research Memo(1):オートオークションでトップシェア、2016年3月期は過去最高益を更新する見通し

2016/1/13 17:24 FISCO
*17:24JST USS Research Memo(1):オートオークションでトップシェア、2016年3月期は過去最高益を更新する見通し ユー・エス・エス<4732>は中古自動車のオートオークション運営事業で市場シェア33.4%(2015年1−6月) とトップ。子会社で中古自動車等買取販売事業やリサイクル事業なども手掛ける。高収益性と強固な財務基盤により、上場以来15期連続で増配を行うなど株主還元に積極的な企業として注目される。 2016年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の33,643百万円、営業利益が同6.6%増の16,763百万円となり、利益ベースでは連続で最高益を更新した。主力のオートオークション事業で出品台数が前年同期比1.9%増、成約台数が同3.9%増と堅調に推移したことが主因だ。 2016年3月期は、売上高が前期比3.8%増の70,000百万円、営業利益が同5.4%増の35,200百万円と増収増益を見込む。下期は新型プリウスの投入効果によって、新車販売市場の活性化が期待され、同社オークション会場への出品台数も前期比4.2%増と増加すると見込んでいる。営業利益は出品台数の増加に加えて、7月より手数料改定を実施した効果により過去最高益を更新する見通し。 拠点戦略に関しては、名古屋会場の立体ストックヤード新設、USS-R名古屋会場の新築移転に加えて、老朽化が進んでいる静岡会場や北陸会場などの新築建替、移転など2016年内に実施する予定となっている。また、東京会場でもシステム更新を進めるなど、既存会場での利便性・快適性を向上していくことで集客力を高め、市場シェアを拡大していくことで持続的な収益成長を図っていく。 2016年3月期の1株当たり配当金は連結配当性向45%を基準に、前期比3.1円増配の40.8円(配当性向45.2%)と上場以来の連続増配を予定している。また、株主優待制度も3月末、9月末の株主に対して、保有株数に応じてQUOカードやオリジナルグルメギフトなどの贈呈を行っており、株主還元に積極的な企業として注目される。 ■Check Point ・オートオークション事業好調で第2四半期は増収増益、過去最高益を更新 ・通期業績は増収増益が続く見通し ・上場以来15期連続の増配を継続、配当性向基準は45% (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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中古車オークション運営で国内最大規模。中古自動車買取専門店「ラビット」の運営、資源リサイクル事業等も手掛ける。総還元性向80%以上目安。会員向けサービスの強化図る。25.3期は成約台数の増加等を見込む。 記:2024/06/28