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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:インド高速鉄道(インド新幹線)関連銘柄に期待!

2015/12/12 10:07 FISCO
*10:07JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:インド高速鉄道(インド新幹線)関連銘柄に期待! 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。 ---- 個人投資家「株王獅子丸」氏コメント ※執筆日時:2015年12月11日16時30分 ごきげんよう。株王獅子丸だ。 個人投資家の兄弟達よ。調子はどうだ? 現在の相場を見てみると、まだまだ上下の波が激しい日経平均株価に相場全体の短期資金の行く先が迷っているような雰囲気も感じる。 しかし俺は、目前の日経平均株価に右往左往させられず、オハマの賢人ウォーレン・バフェット氏をなぞらえた『真の意味での長期投資』を追求し続けている。 先行きの明るい話題として、2015年12月11日(金)には安倍総理が実際にインド訪問も行い、様々なニュースにも取り上げられている『日本の新幹線がインドで走る』という話はご存知だろうか。 日本は、インドでの高速鉄道(新幹線)案件の建設受注を獲得するためにあらゆる力を注いでおり、その受注権益を日本が勝ち取ったと言える。 この計画は2023年に完成する予定で、2017年からインド高速鉄道建設工事がスタートするという。 現在、某筋から発表されている建設総費用は146億ドル以上、つまりこの半分の80億ドル以上を日本がインドに借款するということだ。 インド日刊エコノミックタイムズでは、非常に魅力的な条件(年利0.5%で、50年に渡って返済)という条件に合意したという記事も。 そこで今回、莫大な経済効果を生み出すインド高速鉄道建設から株価に影響を受けるであろうインド高速鉄道関連銘柄を取り上げていきたい。 ■本命のインド高速鉄道関連銘柄4選 <9020>JR東日本 新幹線関連銘柄、鉄道関連銘柄として象徴的な存在であるJR東日本は、本命のインド高速鉄道関連銘柄として注目されていく可能性が高いだろう。新幹線車両、信号や通信システムなどの鉄道運行システムなどの一括受注をJR東日本が受ける可能性も考えられる。長期投資向けのインド高速鉄道関連銘柄として今後も新たな発表を注視していきたい。 <6501>日立製作所 インド高速鉄道建設に関するセミナーにJR東日本、川崎重工業、日立製作所の幹部らが参加するなど、本プロジェクトのブループリント(青写真)段階の現時点から既に関わりをもっているため、インド高速鉄道関連銘柄として日立製作所もおさえておきたい。以前から鉄道事業の拡大を図っており、2015年11月2日にはイタリアの鉄道会社を買収すると発表するなど、鉄道関連銘柄、新幹線関連銘柄の中でも大きく成長していく可能性も高い。 <7012>川崎重工業 これまでにも海外からの鉄道受注の実績を持つ川崎重工業もインド高速鉄道関連銘柄として有力だろう。2015年9月22日にはシンガポールLTA向け地下鉄電車72両の受注、2015年7月13日にはアメリカのワシントン首都圏交通局向け新型地下鉄電車220両を追加受注、2014年1月には香港MTR向け鉄道車両改造ならびに新車供給契約の受注を発表するなど、海外への新幹線、鉄道輸出というテーマに大きく絡んでいる。もちろんインド高速鉄道関連銘柄としてインドへの新幹線、鉄道車両などの輸出などに深く関わってくるのではないだろうか。 <6503>三菱電機 三菱電機も本命のインド高速鉄道関連銘柄だ。2015年11月27日からインド・カルナタカ州ベンガルール(旧バンガロール)に鉄道車両用電機品の新工場を設立し稼働もスタート。既にインド高速鉄道建設に向けて動き出していると言っても過言ではないだろう。同社から発表によれば、2020年度のインド市場における交通システム事業の売上高を2014年度のほぼ倍となる200億円規模へ拡大することを目指すとのこと。インド高速鉄道関連銘柄として同社株価にも長期的な恩恵を受けることに期待したい。 ■その他のインド高速鉄道関連銘柄 上記に紹介した本命視しているインド高速鉄道関連銘柄以外にも、既存の新幹線関連銘柄、鉄道関連銘柄にあたる銘柄をインド高速鉄道にも関わる関連銘柄として注目されていく可能性もある。 <4323>日本システム技術 <5714>DOWAホールディングス <5802>住友電気工業 <5803>フジクラ <5406>神戸製鋼所 <1835>東鉄工業 <5486>日立金属 <5801>古河電気工業 <4188>三菱ケミカルホールディングス <5481>山陽特殊製鋼 このあたりの銘柄も何らかの形で、インド高速鉄道関連のニュースや新たな発表から物色される可能性が高いのではないだろうか。 ■インド高速鉄道関連銘柄に注目している理由 長期投資対象としてインド高速鉄道関連銘柄に注目している理由として、インド高速鉄道の建設は、想像以上に大規模な建設プロジェクトであることが挙げられる。今回、日本は、新幹線だけを輸出するだけではない。インド高速鉄道に使用される鉄道をはじめとしたほぼ全てのインフラ鉄道運行システムを提供する可能性もあるため、インド高速鉄道建設に関わる企業はかなり大きな恩恵を受けることが期待できるのだ。 そして、その先にも、日本の新幹線及び鉄道運行システムの輸出がインドにて大成功を収めることで、その他の国への輸出の可能性もさらに拡がっていくだろう。将来的に、世界各国へ日本の新幹線、鉄道運行技術が輸出されていくことになれば、インド高速鉄道関連銘柄はもちろん、新幹線関連銘柄や鉄道関連銘柄は長期的に業績を伸ばし世界的な鉄道企業として株価も上昇していくことも考えられる。 目の前の日経平均株価だけに囚われず、未来を先読みした柔軟な思考と幅広い視野をもって、株式投資の本質でもある『成長する企業へ投資をする』といった長期投資に挑んでいくのも面白いだろう。 その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。ETFやIPO、株主優待に関する情報も。 お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。 ---- 執筆者:「株王獅子丸」氏 ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄 《NO》
関連銘柄 14件
1835 東証プライム
3,190
11/25 15:30
+5(0.16%)
時価総額 115,159百万円
JR東日本系列の鉄道工事会社。線路事業や土木事業、建築事業、緑化等の環境事業を手掛ける。線路メンテナンス工事は国内トップシェア。JR東日本向け売上高比率が高い。29.3期売上高1700億円以上目標。 記:2024/06/17
4188 東証プライム
858.2
11/25 15:30
+27.4(3.3%)
時価総額 1,292,696百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4323 東証プライム
1,911
11/25 15:30
-39(-2%)
時価総額 47,464百万円
独立系IT企業。DX&SI事業が主力。戦略的大学経営システム「GAKUEN」シリーズ等のパッケージ事業、医療ビッグデータ事業等も。NTTコムウェア、ホンダなどが主要取引先。高付加価値ビジネス推進。 記:2024/10/11
5406 東証プライム
1,616
11/25 15:30
-10.5(-0.65%)
時価総額 640,495百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5481 東証プライム
1,840
11/25 15:30
-22(-1.18%)
時価総額 100,293百万円
特殊鋼専業大手。1933年創業。日本製鉄傘下。軸受鋼で国内トップシェア。高清浄度鋼の製造技術力に定評。金属粉末製品や素形材製品等も。連結配当性向35%程度目安。26.3期経常利益220億円程度目標。 記:2024/06/04
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(-0.14%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
4,583
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 284,096百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
5801 東証プライム
6,408
11/25 15:30
+57(0.9%)
時価総額 452,834百万円
国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
5802 東証プライム
2,980.5
11/25 15:30
-15.5(-0.52%)
時価総額 2,366,341百万円
ワイヤーハーネス、自動車電装部品等の自動車関連事業が主力。1897年創業。送配電用電線・ケーブル、光ファイバ・ケーブル、電子ワイヤー等も。環境エネルギー関連事業では電動車用平角巻線の拡販等に注力。 記:2024/10/07
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5,640
11/25 15:30
-109(-1.9%)
時価総額 1,668,667百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6501 東証プライム
3,814
11/25 15:30
-7(-0.18%)
時価総額 17,683,874百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,626
11/25 15:30
+42(1.63%)
時価総額 5,549,268百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
7012 東証プライム
6,220
11/25 15:30
-62(-0.99%)
時価総額 1,044,475百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
9020 東証プライム
2,842.5
11/25 15:30
+62.5(2.25%)
時価総額 3,224,566百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04