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アマノ---大型物件及び情報ターミナル売上が増加

2015/10/7 8:05 FISCO
*08:05JST アマノ---大型物件及び情報ターミナル売上が増加 アマノ<6436>は時刻記録・就業管理・入室管理など、時間(Time Resource)に関するあらゆる問題を解決する時間情報ソリューションを提供している。また、ナンバープレート認識による駐車料金精算、ETC技術を利用した駐車場システム、インターネットを介して売上情報や経営分析情報を提供する駐車場データセンターサービスなどを展開するパーキング事業もてがけている。その他、汎用集塵機、ミストコレクター、大型集塵システム、脱臭システム、粉粒体空気輸送システム、高温有害ガス除去システムなど作業環境改善、地球環境保全、生産性の向上などの工場経営が直面する課題の解決をサポートする環境事業、業務用掃除機、床面の汚れを取り除く自動床面洗浄機、安全で効率的な清掃作業を促進する業務用清掃ロボットなど清掃に関する多彩な機械を取り揃え、事務所・工場・店舗に最適なクリーンシステムを提案するクリーンシステム事業なども展開。 2016年3月期は売上高で前期比9.3%増の1,200億円、営業利益で同20.8%増の113億円が見込まれている。為替レートは1米ドル117円、1ユーロ125円が前提。国内はトータルソリューション提案強化、海外は事業基盤強化・業容拡大、クラウドサービス展開加速などに注力する。第1四半期は順調な滑り出しと想定される。主力の情報システム、パーキングシステム、環境システムともに好調。情報システムは、国内で大型物件及び情報ターミナル売上が増加。パーキングシステムは国内で大型物件及び輸出の減少により減収となったものの、海外で北米のアマノマクギャン社が増収、アジアで韓国・香港の運営受託事業が順調に拡大。環境システムは国内外における日系企業の設備投資が増加基調にあり、汎用機・大型システムともに受注が拡大している。 2014年4月にスタートした新中期経営計画では、「新たなステージへの挑戦」を経営コンセプトに掲げ、新規事業の創出も含めた企業規模拡大や事業コンセプトを明確にした事業毎の新たな成長ドライブの構築を推進。2017年3月期で売上高1,300億円、営業利益130億円を目標としている。 配当利回りは2.86%と相対的に高水準。1株あたり配当は前期比2.00円増の40.00円が見込まれている。配当性向は前期比0.8pt減の42.0%。年間26円の安定配当を基本に、業績に応じた成果配分で、連結配当性向 40%以上を目標としている。 《SF》
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就業時間管理システム最大手。国産初のタイムレコーダー開発企業。パーキングシステム、環境システム等も。情報システムは2桁増収。国内はソフトウェア、ハードウェアともに売上増。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/04/15