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SDエンター Research Memo(2):「SDフィットネス中期ビジョン」を中核とした成長戦略

2015/7/10 17:48 FISCO
*17:49JST SDエンター Research Memo(2):「SDフィットネス中期ビジョン」を中核とした成長戦略 ■2020年度に向けた成長戦略と進捗状況 (1)中期成長目標の概況 SDエンターテイメント<4650>は、2014年1月に健康コーポレーションの傘下に入って以来、成長ロードマップを策定し、それに従って様々な施策に取り組んできた。現在は、「フェーズ2」として親会社を始めとするグループ企業との連携を活用しながら、収益の成長を追求するステージにある。そうしたなか同社は、2020年度(2021年3月期)に売上高を15,000百万円と、2015年3月期予想の7,700百万円(当時)から倍増させることを発表した。これは、親会社である健康コーポレーションの中期ビジョン「コミット2020」で掲げられた業績目標の重要な点でもある。 同社の収益倍増計画の中核は、2015年2月に発表した「SDフィットネス中期ビジョン」である。これは、同社が展開するフィットネス事業の収益を、健康コーポレーションの保有する広告宣伝ノウハウの活用やグループ企業であるRIZAPとの連携などによって大きく成長させようというもので、2020年度におけるフィットネス事業の業績目標を売上高10,000百万円、セグメント営業利益2,000百万円としている。 一方、フィットネス以外の事業については、全社目標からフィットネス事業を差し引いた形で求めると、2015年3月期実績ベースの売上高が5,079百万円、2020年度目標の売上高が5,000百万円と、売上高での成長は見込んでいないことがうかがえる。すなわち、フィットネス事業以外の分野では、売上高の成長よりも、採算性向上による利益成長を目指すことに主眼が置かれているものと推察される。なお、2015年5月に健康コーポレーショングループ企業のエムシーツー(株)を完全子会社化した。同子会社の収益規模は2016年3月期予想ベースで売上高800百万円、営業利益60百万円となっており、この分が同社の中期業績計画にも加算されてくると期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01