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TOKAIHD Research Memo(1):東京電力と電力小売市場参入に向けた検討を開始

2015/6/24 17:21 FISCO
*17:21JST TOKAIHD Research Memo(1):東京電力と電力小売市場参入に向けた検討を開始 TOKAIホールディングス<3167>は、静岡県を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開する。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2015年3月期より新中期3ヶ年計画「Innovation Plan 2016“Growing”」をスタート。最終年度となる2017年3月期に売上高2,095億円、営業利益126億円の達成を目指していく。 2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.8%減の187,511百万円と微減にとどまったものの、営業利益は同21.8%増の9,003百万円と3期ぶりの増益に転じた。ガス石油、情報通信サービス、アクア事業が利益改善をけん引し、グループ顧客数も前期末比19千件増の2,537千件と着実に拡大した。財務状況も引き続き改善しており、有利子負債残高は想定を上回るペースで削減が進んでいる。 2016年3月期の業績は売上高が前期比2.5%増の192,200百万円と増収に転じる一方で、営業利益は同13.8%減の7,760百万円と減益を見込んでいる。これはブロードバンド事業で光コラボ推進に伴う販促費用を3,000百万円積み増すことが要因だ。ただ、2017年3月期には販促費用も一巡し、営業利益は12,700百万円と中期計画目標として掲げた水準まで拡大するものとみられる。 5月27日付で電力小売市場への参入に関して、東京電力<9501>と提携に向けた共同検討を開始していくことを発表した。電力サービスの開始により、生活インフラサービスのラインナップが拡充され、グループ顧客数の更なる拡大が期待される。また、既存の2,537千件の顧客においても、セットメニュー導入の準備を進めており、現在7%にとどまっている複数サービス契約率を引き上げ、1契約者当たり売上高の拡大を推進していく戦略だ。 ■Check Point ・有利子負債と自己資本比率の目標値を1年前倒しで達成 ・東京電力と電力販売にかかる業務提携に向けた共同検討を開始 ・安定配当の継続が基本方針、配当性向は魅力的な水準 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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