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イグニス Research Memo(5):今期は来期以降につながる政策判断を優先
2015/6/24 16:50
FISCO
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*16:50JST イグニス Research Memo(5):今期は来期以降につながる政策判断を優先 ■決算動向 (2) 2015年9月期の業績予想 イグニス<
3689
>は2015年9月期の業績予想について、上期決算の状況及び今後の見通し等を踏まえ、期初会社予想を大幅に減額修正した。修正後の業績予想は、売上高が前期比17.0%減の1,700百万円(前期は2,047百万円)、営業損失が504百万円(前期は営業利益561百万円)、経常損失が553百万円(前期は経常利益545百万円)、当期純損失が582百万円(前期は当期純利益309百万円)を見込んでいる。大幅な増収増益を見込んでいた期初予想から一転し、減収及び営業損失に落ち込む見通しとなった。 「ぼくとドラゴン」の立ち上がりが順調なネイティブソーシャルゲームが伸長するものの、無料ネイティブアプリ及び全巻無料型ハイブリッドアプリが大きく縮小する見通しとなっている。また、損益面でも、減収に加えて、開発スタッフの増員による人件費の増加等が利益を圧迫すると想定している。 ジャンル別の業績見通しは以下のとおりである。 「無料ネイティブアプリ」は、売上高が前期比52.9%減の678百万円を見込んでいる。前期比38.0%の増収を見込んでいた期初予想1,988百万円に対して大幅な減額修正(1,310百万円減)となった。小規模アプリ中心から、中・大規模アプリへの開発へ移行する方針及び年間タイトル数46(小規模36、中・大規模10)の前提に大きな変更はない。ただ、更新型を軸とする中・大規模アプリの収益貢献のタイミングを期初予想よりも後倒しに見直したこと及び、上期業績の足を引っ張った広告単価の低下を通期予想に反映させたことが減額修正の要因である。 「全巻無料型ハイブリッドアプリ」は、売上高が前期比71.9%減の72百万円を見込んでいる。前期比298%増を見込んでいた期初予想750百万円に対して大幅な減額修正(678百万円減)となった。当該事業モデルにおいては圧倒的な優位性を発揮できるものと見込んでいたが、上期業績にみられるように無料コミックアプリの一般化に伴ってユーザー獲得が伸びず、大幅な軌道修正をせざるを得ない状況となった。今後は事業モデルの変換及び韓国市場への展開により立て直しを図る方針であるが、不確定要素が多いため業績予想の中には現状のKPIを基に、保守的に織り込んでいる。 「ネイティブソーシャルゲーム」は、売上高が前期比171.6%増の948百万円を見込んでいる。前期比164.5%の増収を見込んでいた期初予想574百万円を更に上回る増額修正(374百万円増)となった。今期唯一のタイトルである「ぼくとドラゴン」が順調に立ち上がっていることが増額修正の要因である。Android版(2月配信開始)及びiOS版(3月配信開始)ともに売上ランキングの常連になっており、ダウンロード数及びMAUなどのKPIも順調に伸長していることから更なる成長の余地もあるとみている。 以上から、移行期に当たる2015年9月期は、これまでの主力であった広告収入に替わって、課金収入が大きな構成比を占める見通しである。来期もしばらくは課金収入に依存した状況が続く可能性もあるが、あくまでも一時的なものとみるのが妥当であろう。 弊社では、今回の減額修正は、外部要因(広告単価の低下及び無料コミックアプリの一般化等)によるネガティブインパクトを保守的に見積もったことによるものと、ライフタイムの長期化を狙った政策的な判断(収益貢献のタイミングを後倒しすることでユーザーの積み上げ及びアプリ改善に十分な時間をかける)によるものの両面で認識する必要があると考えている。外部要因に関しては、引き続き厳しい状況にあると認識しているが、広告単価の下げ止まり及びソーシャルゲームが好調に推移していることなどを鑑みると、これ以上の減額修正の可能性は少ないとみている。また、政策的な判断によるところは、むしろ来期以降の業績の伸びに寄与するものとして捉えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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