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ダイヤモンドダイニング Research Memo(8):今期は「外食年商300億円限界説」を一気に突破へ

2015/5/28 15:54 FISCO
*15:57JST ダイヤモンドダイニング Research Memo(8):今期は「外食年商300億円限界説」を一気に突破へ ■決算概要 (3) 2016年2月期の業績予想 2016年2月期の業績予想についてダイヤモンドダイニング<3073>は、売上高を前期比15.3%増の30,068百万円、営業利益を同24.6%増の1,201百万円、経常利益を同20.1%増の1,148百万円、当期純利益を同23.8%増の477百万円と大幅な増収増益を計画している。特に売上高については、外食業界の風説である「外食年商300億円限界説」を一気に突破する意気込みである。 前期出店分を含めた積極的な新規出店(前期31店舗、当期45店舗)と好調な既存店売上高の伸びが増収に寄与する計画である。また、利益面では、積極的な新規出店に伴う初期費用(資産譲受により取得した店舗の業態変更を含む)やウェディング事業の開業費などの先行費用が見込まれるが、大幅な増収により費用増加分を吸収することで営業利益率は4.0%(前期は3.7%)に上昇する想定である。 なお、新規出店予定45店舗のうち38店舗(国内36店舗、海外2店舗)については、上期での出店を計画していることに加え、そのうち海外1店舗(ハワイ/アラモアナ)は大型店舗であることから、初期費用が重荷となる上期は前年同期比41.0%減の営業減益となる想定であることに注意が必要である。一方、下期については、上期に新規出店した国内36店舗の利益寄与や前期に出店した海外大型店舗(ハワイ/ホノルル)の黒字化に加えて、ハワイウェディング事業の稼働、インバウンド施策の効果などにより、業績が大きく伸びる計画となっている。 主な事業別の出店計画は以下のとおりである。 飲食事業(国内)については、過去最大級の38店舗(退店7店舗)を出店する計画である。前期に引き続き、「九州熱中屋」、「わらやき屋」を中心とした高収益業態の出店に注力する方針である。特に、「九州熱中屋」については、2015年2月及び3月に関西養老乃瀧から取得した店舗(13店舗)を、これまで未開拓であった関西エリアへの出店拡大に向けた足がかりとする計画のようだ。また、新業態開発にも積極的に取り組んでいる。新業態「ザ・ステーキ六本木」などによる非アルコール業態、並びに新業態「九州食堂Gachi」による「ちょい呑み市場」への参入に加えて、コーポレートフラグシップとなる完全紹介制店舗「土佐料理 桂浜」を出店しているほか、著名なアートディレクターである増田セバスチャン氏の手掛けるコンセプトレストランの出店を予定している。 飲食事業(海外)については、ハワイに1店舗(他1店舗)の出店計画である。そのうち、大型店舗(ハワイ/アラモアナ)の初期費用が大きいものの、前期に出店した大型店舗(ハワイ/ホノルル)の黒字化や、今期から開始したウェディング事業の利益貢献により通期黒字化(前期は約200百万円の営業損失)を目指す。 アミューズメント事業については、高収益ブランドのBAGUS 5店舗(退店2店舗)を出店する計画である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。カプセルホテルは営業を再開。26.2期営業利益40億円を目指す。 記:2024/04/30