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イデアインター Research Memo(4):消費者の購入意欲を刺激する創造性とデザイン性

2015/4/13 17:30 FISCO
*17:34JST イデアインター Research Memo(4):消費者の購入意欲を刺激する創造性とデザイン性 ■会社概要 (3)イデアの強みと特徴 イデアインターナショナル<3140>の強みは「アウトプット力」にある。同社自身の定義によれば、アウトプット力とは、創造性、デザイン性を発揮することで消費者のワクワク・ドキドキ感を刺激するような商品を市場に投入していく能力のことをいう。同社が目指す商品のドメイン(領域)は、NEEDS(ニーズ)よりもWANTS(ウォンツ)、SIMPLE(シンプル)よりもDESIGNABILITY(デザイナビリティ:デザイン性)に、それぞれ軸足を置いたところにある。この領域の商品はそれだけ企画・開発の難度が上がるが、それだけ利幅も高くなるという利点がある。 アウトプット力を実現するための重要な要素として、3つの「P」、すなわち「Product=商品」、「Place=売場・店舗」及び「Person=人財」がある。 Product(商品)の例としては、赤色のコンパクトホットプレート、ミストで潤す超音波加湿器、雪化粧した富士山を模した氷が作れる製氷器などがある。これらの製品ジャンル自体はいずれも既に一般家庭での普及率が高い類のものだ。しかし同社はモノとしての基本的な機能に、同社ならではの創造性とデザイン性を付加することで、改めて消費者の購入意欲を刺激することに成功した。 同社の商品の魅力の高さは、売上高構成比が明白に物語っている。同社の売上高の中で、住関連ライフスタイル商品製造卸売事業が住関連ライフスタイル商品小売事業を上回り全社売上高の53.1%を占めている。卸売先にはロフトやアクア、Amazon、フランフラン、東急ハンズなど、有力小売店が数多く含まれている。 Place(売場・店舗)について同社は、日本各地の主要都市における注目度の高い一等地の商業施設に出店している。出店先の中には有楽町マルイのように同社の3業態「Terracuore」、「Idea Seventh Sense」及び「Travel Shop Gate」がすべて出店しているところもあるが、それぞれの業態ごとに店舗は分かれており、店舗ブランド及び商品ブランドのイメージが保たれている。 Person(人財)に関しては、同社は現在、全社員数約190人の5%を超える10人超の社内デザイナーを抱えている。チーフデザイナーを始めとする各デザイナーは各種デザインコンペにおいて豊富な受賞歴を誇っており、受賞デザインの中にはヒット商品を生み出したものや、技術的課題はあるが強く商品化が待ち望まれているものなどがある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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インテリア商品ブランド「ブルーノ」、トラベル商品ブランド「ミレスト」等を手掛ける。RIZAPグループ傘下。24.6期2Q累計はミレストが大幅増収。観光地店舗を中心に各種トラベル関連商品の売上が増加。 記:2024/04/09