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*08:43JST ソーバル---15年2月期は営業利益6.4％増、16年2月期はM&Aの実施も含めさらなる業績拡大へ ソーバル<2186>は10日、2015年2月期（14年3月-15年2月）決算を発表。売上高は前期比4.5％増の69.20億円、営業利益が同6.4％増の5.51億円、経常利益が同8.5％増の5.60億円、当期純利益が同10.3％増の3.33億円だった。第2四半期に発生した本社移転費用0.48億円のほか、厚生年金基金脱退に伴う特別損失0.38億円を吸収しての増収増益だった。 業務系システムの案件や、急速に拡大しているスマートフォンやタブレット、クラウド関連の案件など様々なサービスに関する開発案件を受注。「エンジニアリング事業」の売上高は前年同期比4.4％増、「その他事業」の売上高は同7.4％増となった。 なお、16年2月期の通期予想については、売上高で前期比2.6％増の71.00億円、営業利益で同5.1％増の5.80億円、経常利益で同3.5％増の5.80億円、純利益で同5.0％増の3.50億円を見込んでいる。エンジニアリング事業のさらなる拡大に向け、車載システム開発、生産ラインや物流搬送設備等の制御システム等に強みを持つアンドールシステムサポート社を2015年5月1日付で完全子会社化する予定だが、現時点は子会社化前であるため業績予想には含んでいない。 ソーバルは、電気機器の性能向上に不可欠なソフトウェア「ファームウェア」の開発受託を行う唯一の上場企業。近年は、業務系やWeb 系のソフト開発にも力を入れるとともに、M&Aにも積極的に取り組み、事業領域を着々と拡大している。 《AK》