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GMO-AP Research Memo(4):主力のインターネット広告事業に勢いを取り戻す兆し

2015/4/9 13:28 FISCO
*13:28JST GMO-AP Research Memo(4):主力のインターネット広告事業に勢いを取り戻す兆し ■業績動向 (2)セグメント別動向 ○インターネット広告事業 GMOアドパートナーズ<4784>のインターネット広告事業の売上高は、前期比9.5%増の17,823百万円、売上総利益は同6.3%減の2,463百万円となった。売上高は純広告の減少分をソーシャル広告やスマートフォン広告、アフィリエイト広告の好調などでカバーしたものの、メディアレップ事業の売上げ減少による収益悪化、またエージェンシー事業では上位クライアントの広告出稿の一時的な減少もあって、利益率が低下した。なお2015年12月期の第1四半期以降については、人員配置の適正化を行ったことなどから、収益性回復の見通しとなっている。 ただ、四半期ベースで見ると第3四半期以降は増収増益に転じており、第4四半期には上位クライアントの出稿が増加したこともあって、売上高は前年同期比で22.4%増と勢いを取り戻しつつある。 ○メディア・コンテンツ開発事業 メディア・コンテンツ開発事業の売上高は前期比49.4%増の3,563百万円、売上総利益は同39.4%増の2,139百万円と大幅増収増益となった。2013年3月よりJWordが、2013年10月よりGMOコンシェルジュがそれぞれ連結グループ会社化し、2014年12月期は通期で寄与したことが増収増益要因となった。また、アプリ開発では、ニュースサイト・アプリ「Yomerumo」も機能拡充を進めたことで増収となった。 なお、同事業の大半を占めるJWordの業績は販売体制の再構築が遅れたことで、売上高、利益とも前期比横ばい水準にとどまった。JWordの営業体制は、GMOソリューションパートナーを含む代理店を通じたプッシュ販売が中心であるが、一部の代理店において退職数が増加するなど、代理店の組織体制において一時的にパフォーマンスが低下した影響を受けた。このため、四半期ベースで見れば、第4四半期は売上高が前年同期比0.3%増と伸び悩み、総利益は同9.5%減と落ち込んでいる。 ○ソリューション事業 ソリューション事業の売上高は、前期比8.6倍の2,356百万円、売上総利益は同10.1倍となる1,977百万円となった。増加要因は、2014年1月に連結グループ会社化したGMOソリューションパートナーの寄与によるものとなっている。なお、GMOソリューションの収益構造は、費用の大半が販管費の人件費部分(電話による営業人員で200名程度)となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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インターネット広告会社。広告代理店やインターネット広告に加え、広告プラットフォームやメディアの運営を行う。23年12月期は巣籠需要の減退が想定以上となり、広告需要の縮小が影響した。広告単価も伸び悩んだ。 記:2024/04/15