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ホットリンク Research Memo(8):ROAはさらに低下、ROEは上昇に転じる見通し

2015/4/7 18:13 FISCO
*18:13JST ホットリンク Research Memo(8):ROAはさらに低下、ROEは上昇に転じる見通し ■財務状況とリスク要因 (1)財務状況 ホットリンク<3680>の2014年12月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比で1,777百万円増加の3,244百万円となった。主な増加要因は、Socialgist買収のための短期借入金(1,700百万円)によるもので、現預金がほぼ同額となる1,823百万円増加している。 なお、Socialgistの買収資金(約2,596百万円)は1月にすべて支払いを済ませたことから、事業資金として新たに借入金を積み増したものとみられる。当初は1月に発行した第三者割当による新株予約権の行使によって、短期借入金の返済を予定していたが、今後の株価上昇の期待から新株予約権の行使が進まず(行使価格は1,223円)、短期借入金から長期借入金に借り替えを行っている。このため、資金繰りの問題はなくなっている。 主要な経営指標を見ると、借入金の調達に伴い自己資本比率が低下し、有利子負債比率が上昇するなど、安全性を示す経営指標はやや悪化した格好となっている。借入金の水準に関しては、第1四半期が当面のピークとなる可能性が高いが、超低金利下において特に問題のない水準と言える。また、今後は業績の拡大と新株予約権の行使によって、借入金の返済を進めていく予定となっている。 収益性指標を見ると、2014年度はROAが総資産の増加により、また、ROEが純資産の増加により、それぞれ前期比で低下する格好となった。2015年度はSocialgistの子会社化により総資産が2,000百万円以上増加するため、ROAはさらに低下することが予想される。一方、ROEに関してはSocialgistが累損を抱えていることや(純資産のマイナス要因)、利益の増加によって上昇に転じる見通し。また、営業利益率に関してはM&A費用の計上で2015年度は8.6%と1ケタ台に低下するものの、2016年度以降は再び10%台に復帰するものと予想される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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