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アウトソーシング Research Memo(1):技術系アウトソーシングと海外事業を中心に成長を加速

2015/4/6 16:31 FISCO
*16:31JST アウトソーシング Research Memo(1):技術系アウトソーシングと海外事業を中心に成長を加速 アウトソーシング<2427>は、工場製造ラインや設計・開発などの工程への人材派遣、業務請負を主力にしている。国内における製造系アウトソーシング事業42.9%、技術系アウトソーシング事業37.1%が柱であり、海外事業17.4%も第3の柱として拡大中だ。 トヨタグループを始めとする自動車業界に強い顧客基盤を持つとともに、広い業種に顧客が分散しており、リスクを回避するうえで重要な役割を果たしている。人の調達が鍵となるなかで、同社が独自で展開するPEOスキームを中心に、同業他社のM&A、自社の人材教育機関、TVCMなどあらゆる手段を使って、人の調達力は向上するのと同時に媒体コストは逆に下げる取り組みをしている点で他社に先んじている。 過去4年間(2011年12月期~2014年12月期)は、年率平均22.6%の売上成長を達成した。2012年12月期の製造系アウトソーシング事業の構成比は57.4%であったが、その後技術系アウトソーシング事業や海外事業への多角化が成功し、現在では製造系アウトソーシング事業の構成比は42.9%まで下がった。2014年12月期も売上を大きく伸ばし(前期比25.4%成長)、売上・利益ともに過去最高を達成した。 2015年12月期を初年度とする新中期経営計画は、海外事業と技術系アウトソーシング事業を中心に成長を加速し、2017年12月期に売上高130,000百万円(2014年12月期59,421百万円)、営業利益8,500百万円(同2,010百万円)の達成を目指す。達成に向けては、M&Aを積極活用する想定だ。 ■Check Point ・工場ラインの計画段階から入り込みカスタマイズして人材提案 ・2015年12月期は売上高拡大と販管費低下で大幅増益を見込む ・国内製造系アウトソーシングはPEOスキームが基本戦略 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《FA》
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製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10