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イーストン Research Memo(2):日立製作所と第1号の特約店契約で事業を拡大

2015/3/23 18:04 FISCO
*18:06JST イーストン Research Memo(2):日立製作所と第1号の特約店契約で事業を拡大 ■会社概要 (1)沿革 ルネサスイーストン<9995>は1954年に福島電気工業株式会社として設立された。かねてより電気・電子部品の販売を手掛けてきたが、日立製作所と電子管についての第1号の特約店契約を締結し、事業を拡大させてきた。途中、1984年に商号を株式会社イーストンエレクトロニクスに変更した。 同社は日立製作所と密接な関係にはあったが、巨大コングロマリットである日立製作所の事業分野のすべてをカバーしていたわけではなく、半導体製品、電子部品製品の領域に特化していた。そうしたなか、日立製作所は汎用DRAMをエルピーダメモリとして、ロジック系半導体をルネサステクノロジとして分社化した。こうした流れの中、同社はルネサステクノロジの販売子会社であったルネサス販売と特約店契約を締結し、また2009年4月にはルネサス販売の子会社であった(株)ルネサスデバイス販売を合併し、現社名に変更した。その後、ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスとの合併によるルネサスエレクトロニクス(以下、「ルネサスエレ社」)の誕生に伴いルネサスエレ社の特約店となった。 このような沿革を反映して、ルネサスエレ社が最大株主として同社株の30.03%を保有するほか、日立製作所も2.56%を保有しており、ビジネスと資本の両面において、両社と深いつながりを有している。ルネサスエレ社による同社株の保有に関しては、同社が2月25日に発表した「新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ」により、ルネサスエレ社保有の同社株を150万株売出すこととしているが、これは同社よりルネサスエレ社へ依頼し投資家層の拡大及び株式流動性の向上を図るためであり、両社は強固な関係を維持している。 株式市場には1984年に店頭登録をして株式を公開した。その後、大阪証券取引所JASDAQへの上場を経て、2014年2月に東京証券取引所第2部に上場した。さらに同年9月には、早々に東証1部指定となり現在に至っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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時価総額 19,794百万円
半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30