マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/2 4:17:45
8,875,908
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ボルテージ Research Memo(14):創業当初から“恋愛”と“戦い”をテーマに全くぶれないスタンス

2015/3/20 17:13 FISCO
*17:14JST ボルテージ Research Memo(14):創業当初から“恋愛”と“戦い”をテーマに全くぶれないスタンス ■会社概要 (1)沿革 ボルテージ<3639>は1999年、現代表取締役会長の津谷祐司(つたにゆうじ)氏により設立された。津谷氏は博報堂(現博報堂DYホールディングス<2433>)に入社後、1993年に米国UCLA映画学部大学院に留学し、映画監督術やコンテンツビジネスを学んだ。帰国後、博報堂を退社し同社を設立した。 同社の主力事業であるモバイルコンテンツ事業は、設立当時は「携帯公式サイト事業」という名称であった。当時は携帯公式サイトが代表的プラットフォームであり、そこに注力してコンテンツを提供していたという背景がある。草創期には他に広告やEコマースの事業なども手掛けていたが、これらの事業からは2010年までに順次撤退し、現在では「モバイルコンテンツ事業」に特化して事業を行っている。 同社のコンテンツは創業当初から“恋愛”と“戦い”をテーマにしたものが基本で、そのスタンスは現在に至るまで全くぶれていない。同社は、技術や機器の進化、あるいはガラケーからスマホへのシフトに対応する形で、コンテンツの配信プラットフォームを携帯公式サイト、SNS、OS系(Android、iPhone)へと順次拡大させてきた。 主力事業として「恋愛」にフォーカスしてモバイルコンテンツを提供してきた同社だが、2013年5月に「生存率0%!地下鉄からの脱出」をローンチして「サスペンスアプリ」に事業領域を拡大した。そして、経営体制を若い世代に移行し次の成長フェーズを創出するため、同年7月に津谷氏が取締役会長(現代表取締役会長)となり横田氏が代表取締役社長に就任。2014年には「新・生存率0%!地下鉄からの脱出」と「ゴシップライター ~消えたアイドルを救え」とサスペンスアプリを立て続けにリリースし、「恋愛ドラマアプリ」と「サスペンスアプリ」の2つを同社の基本路線とすることを明確にした。 また、同社は海外展開にも積極的で、その拠点として2012年5月に米サンフランシスコにVoltage Entertainment USA, Inc.を設立し、津谷氏が現地に移ってCEOに就任した。 なお、株式市場には2010年に東証マザーズに上場し、翌2011年に東証1部に変更となり、現在に至っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
関連銘柄 2件
1,166.5
10/1 15:00
-2.5(-0.21%)
時価総額 454,421百万円
大手広告代理店。博報堂、大広、読売広告社などを傘下に収める持株会社。国内は情報・通信、飲料・嗜好品向け売上比率が高い。アジアなど海外でも事業展開。デジタルマーケティング、コマースビジネスが成長領域。 記:2024/08/27
3639 東証スタンダード
236
10/1 15:00
+3(1.29%)
時価総額 1,537百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05