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アーバネット Research Memo(2):東京23区内を基盤に投資用ワンルームを開発・一棟販売

2015/3/18 16:41 FISCO
*16:41JST アーバネット Research Memo(2):東京23区内を基盤に投資用ワンルームを開発・一棟販売 ■会社概要 (1)事業内容 アーバネットコーポレーション<3242>は、東京23区内を基盤として投資用ワンルームの開発・1棟販売(卸売)を基軸事業としている。用地取得から不動産販売会社への卸売までを手掛けており、設計・開発に特化しているところに特徴がある。設計事務所からスタートしたデベロッパーとして、機能性やデザイン性に優れた「ものづくり」や、駅近の好立地へのこだわりが入居者からの高い支持を受けるとともに、将来の年金受給などに不安を抱える個人投資家からの堅調な需要に支えられて業績は好調に推移している。 事業セグメントは、「不動産事業」の単一となるが、サブセグメントとして「不動産開発販売」「不動産仕入販売」「その他」の3つに分類される。「不動産開発販売」は、投資用ワンルームマンション「アジールコート」を中心として、分譲用ファミリーマンション「グランアジール」やコンパクトマンション「アジールコフレ」も手掛ける。なお、分譲用ファミリーマンションやコンパクトマンションは、現在までのところ3年に2棟の開発にとどめており、販売は自社で行っている。「不動産仕入販売」は、他社が開発した新築残戸物件の販売や不動産仕入販売等を行っている。「その他」は、不動産仲介及び不動産賃貸業となっている。2014年6月期の実績では、「不動産開発販売」が売上高の約97.5%を占めている。 投資用ワンルームの販売は、提携する販売会社への1棟販売(卸売)が基本であるが、信頼性が高い販売会社を厳選したうえで緊密な関係を築いている。また、販売手法の多様化を図る目的から、引き合いが強くなってきた海外投資家に対する直接分譲についても試行的に着手した。 また、2015年2月には、戸別分譲事業及び賃貸事業、マンション管理事業に関わる子会社(株)アーバネットリビングを設立することを決定した(操業予定日は2015年7月1日)。基軸事業であるB to Bを親会社に残し、B to Cの分野を子会社にて取り込むことにより、将来に向けたグループでの事業拡大が目的とみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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時価総額 12,173百万円
東京23区の投資用ワンルームマンションの開発や販売に加え、分譲用マンションや戸建て住宅の販売等を行う。投資用ワンルームマンション5棟342戸を売却。不動産開発販売は売上伸長。24.6期2Qは大幅増収増益。 記:2024/04/15