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*08:39JST 伯東---第3四半期は営業利益24.0％増、全事業の拡大により早期に売上高1,800億円を目指す 伯東<7433>は、ICチップなどの電子部品から半導体製造装置などの電子・電気機器まで、最先端のエレクトロニクス関連商品を扱うエレクトロニクス専門商社。電子・電気機器事業はサービスエンジニアを抱え、販売からメンテナンスまで一貫して行う体制は、業界トップクラスの実績を誇る。また、工業薬品メーカーとしては、石油精製、紙・パルププラント用ほか、様々な産業分野で使われる工業薬品、工場排水処理薬品を製造する。なお、社名の「伯東」とは、会社設立当初に水晶原石の輸入・販売を行ったことより、伯剌西爾 (ブラジル)の「伯」と東京の「東」から命名されており、広く世界を結ぶ国際商社として成長していこうという思いが込められている。 足元の業績では、2015年3月期の第3四半期（14年4-12月）決算は、売上高は前年同期比0.2％増の985.33億円、営業利益が同24.0％増の31.70億円、経常利益が同22.8％増の33.94億円、四半期純利益が同58.6％増の25.15億円だった。電子部品、工業薬品は前年同期の実績を下回ったものの、電子・電気機器において大型装置の販売があり前年同期実績を上回った。 15年3月期の通期予想については、売上高が前期比7.1％増の1,420.00億円、営業利益が同3.9％増の42.00億円、経常利益が同1.9％増の43.00億円、純利益が同19.8％増の28.00億円の見通しで、期初予想を据え置いている。 なお同社は、2014年10月に韓国支店を開設し、韓国市場に本格進出。新規代理店権獲得、既存代理店権のテリトリー拡大により、16年度の売上は30億円を目標としている。連結業績においては、各セグメントで規模の拡大、利益性の向上を追求し、早期に売上高1,800億円、過去最高経常利益55億円超えの達成を目指すとしている。 《AK》