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木徳神糧---14年12月期は営業利益以降が黒字転換、期末配当を増額修正し年間10円に

2015/2/19 8:25 FISCO
*08:25JST 木徳神糧---14年12月期は営業利益以降が黒字転換、期末配当を増額修正し年間10円に 木徳神糧<2700>は17日、2014年12月期(14年1-12月)決算を発表。売上高は前期比8.2%減の1060.99億円、営業利益は11.31億円(前年同期は9.12億円の損失)、経常利益は10.89億円(同9.30億円の損失)、純利益は6.83億円(同5.46億円の損失)だった。2月6日に発表した、業績修正値にほぼ沿った形での着地。 玄米の販売数量及びミニマム・アクセスによる外国産米の取扱数量が減少したが、精米や第三国向け外国産米の数量は前年同期を上回る水準で推移した。ただ、国産米販売価格が前年同期比で大幅に下落したことが響き減収となった。損益面では、主力の米穀事業で、提案営業の強化による精米販売の拡大、仕入手法の多様化、販売コストの削減、在庫管理の徹底に注力したことが奏功し、収益改善が大きく進展。前期営業損失から黒字転換となった。 15年12月期の通期予想については、売上高は前期比2.2%減の1038.00億円、営業利益は同26.7%減の8.30億円、経常利益は同28.4%減の7.80億円、純利益は同26.8%減の5.00億円を見込んでいる。売上高については、米穀事業の販売単価の下落により減少する見通し。利益面では、米穀事業の海外における収益の拡大が見込まれる一方、国内における販売競争の激化や国産米に取巻く環境の変化等により、減益を予想している。 なお、同時に14年12月期期末配当予想の増額修正を発表。従来予想は、1株当たり期末配当が3円だったが、予想以上の業績の推移を受け、株主への利益還元をより一層充実すべく4円増額修正し、1株当たり期末配当を7円とする予定。これにより、1株当たり年間配当は、10円となる見込み。 木徳神糧は米穀販売が主力の食品卸で、業界2位。セブンイレブン向けでは、米穀供給最大手。ほか、飼料も手掛ける。ベトナムやタイに拠点を持ち、海外販路も拡大中。2016年12期に、営業利益で12億円を目標に掲げている。 《AK》
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米穀卸売大手。精米や玄米を主力に、コメ加工食品、輸入牧草などの飼料、鶏卵も展開。日本米の販売量は業界トップクラス。米穀事業では取引価格が大幅に上昇、販売も堅調で売上伸びる。過度の米高騰は米離れを招く懸念。 記:2024/09/08