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鴻池運輸 Research Memo(9):食品、メディカル、空港分野を次世代中核事業に

2015/1/27 17:08 FISCO
*17:08JST 鴻池運輸 Research Memo(9):食品、メディカル、空港分野を次世代中核事業に ■中長期成長戦略の概況と展望 (2)分野別取り組み(次世代中核事業の創出) 各分野においては、以下のような点を重要取り組み事項としている。特に「食品」、「メディカル」、「空港」では積極的に事業拡大を図っていく計画だ。 ○鉄鋼関連 ・全国営業基盤の整備 ・鋼材輸送の国内ネットワーク化 ・国内事業モデルの海外展開 ○食品関連 ・物流ネットワークの再構築 ・輸配送事業の拡大 ・人と設備への投資 ○メディカル業務 ・滅菌業務院内物流業務の拡大 ・九州地区における医療物流モデルの全国展開 ・医療物流に関する技術・商品開発による受託拡大 ジェネリック医薬品の普及や薬価改訂により、医療物流の変革の流れが加速しており、医療物流の効率化が求められている。このような環境下で、鴻池運輸<9025>が九州地区で取り組んでいるビジネスモデル(九州モデル※)の全国展開を図る。 ※九州モデル:医療材料・医薬品を統合した調達から納品までの一貫した物流と医療材料の滅菌業務などの付加価値業務も提供する事業モデル。 ○ファッション・アパレル業務 ・国内ファクトリー機能の提供による受託拡大 ・グローバル展開(ワンストップサービス) ・業務提携の推進 ○空港業務 ・関空における業務拡大 ・首都圏空港(羽田・成田)での業容拡大 ・その他国内空港、海外空港への進出 航空業界がFSC(Full Service Carrier)とLCC(Low Cost Carrier)の二極分化に直面するなか、大手航空会社は利益確保のためのコスト削減が大命題となっている。このような環境下、同社では以下のようなステップで事業拡大を図っていく計画だ。 関空での業容拡大⇒成田・羽田での業容拡大⇒地方空港へ展開⇒海外空港へ進出 ○定温関連 ・定温ネットワークの強化と充実 ・関東地区における輸出入商品の獲得 ・サービスエリアの拡大(外食・コンビニ・量販店など) (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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総合物流企業。1880年創業。食品、鉄鋼、化学など製造業向け請負、物流業務、流通加工業務、国際物流等を手掛ける。日本製鉄等が主要取引先。適正単価の収受、業務効率化進める。31.3期営業利益250億円目標。 記:2024/06/24