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日本ケミファ---安定供給体制の確立で、信頼できるジェネリック医薬品の普及を目指す

2015/1/23 10:12 FISCO
*10:12JST 日本ケミファ---安定供給体制の確立で、信頼できるジェネリック医薬品の普及を目指す 日本ケミファ<4539>は、新薬とジェネリック医薬品双方を扱う製薬会社。国による使用促進が始まる以前の2000年からジェネリック医薬品への本格的な取り組みを開始し、新薬と両方を手掛けるメーカーの中ではトップクラスの実績を持つ。新薬では、アルカリ化療法剤「ウラリット」(高尿酸血症の酸性尿を改善)等が主力。子会社の日本薬品工業のつくば工場で全面免震構造の新製造棟が竣工したほか、一昨年 に物流センターを免震構造倉庫に移転するなど、業界の競争が激化する中、安定供給体制の確立を進めている。 足元の業績は、2015年3月期第2四半期(14年4-9月)決算は、売上高は前年同期比13.1%増の174.72億円、営業利益が同3.6%増の17.19億円、経常利益が同4.9%増の16.80億円、四半期純利益が同1.0%増の10.45億円だった。「医薬品事業」で、ジェネリック医薬品の導出売上の取引拡大や一部受注の前倒しがあったほかコスト削減も貢献し、各利益が想定を上回った。一方で、「その他」(主に受託試験事業、ヘルスケア事業及び不動産賃貸事業)の業績は、市場競争の激化で振るわなかった。 15年3月期の通期予想については、売上高が前期比10.7%増の353.00億円、営業利益が同21.9%減の26.00億円、経常利益が同23.6%減の24.50億円、純利益が同20.5%減の15.00億で、期初計画を据え置いている。 なお、2014年12月にベトナム工場の設立を発表。現地製薬会社との合弁によるもので、当初は日本市場向けの医薬品の製造を主事業とするが、将来的にはベトナム国内や他のアジア各国への販路拡大を進めていく予定。 《AK》
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医療用医薬品の製造、販売等を行う製薬会社。抗アレルギー剤などジェネリック医薬品が主力。新薬や臨床検査薬に加え、受託試験事業等も。アレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」は順調に普及が進む。 記:2024/08/19