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ソフトクリエイトHD Research Memo(9):安定成長は続き、16/3期以降の業績拡大に期待

2015/1/14 17:11 FISCO
*17:11JST ソフトクリエイトHD Research Memo(9):安定成長は続き、16/3期以降の業績拡大に期待 ■業績動向 (2)今後の業績見通し ソフトクリエイトホールディングス<3371>では、2015年3月期通期の業績を売上高11,500百万円(前期比4.3%減)、営業利益1,501百万円(同2.2%増)、経常利益1,510百万円(同0.6%増)、当期純利益800百万円(同4.8%増)と想定している。これらは期初予想から変更はない。 第2四半期決算が予想を上回る業績となったことで、このまま下半期が期初予想どおりに推移するなら、通期の売上高は200百万円程度の上振れとなり、利益もそれに伴って当初計画を上回ってくると期待される。 目下のところは、下期も上期同様の事業環境が続いており、特別な業績変動要因は見られない。ただ、消費増税先送りの決定が、同社にとってはマイナスに働く可能性を考慮する必要がある。これは消費税改定が行われると、企業のシステム変更やソフトウェアのアップデートなどの需要が発生し、同社のSI事業を始めとする各事業部にとってのビジネスチャンスとなるからである。ただし、当初予定されていた消費増税のタイミングが2015年10月であったことを考えると、この点からの2015年3月期業績への影響は軽微なものと弊社ではみている。 2015年3月期は業績的にはほぼ横ばい圏での推移が予想されているが、2016年3月期以降は、収益の成長が再び加速してくると弊社ではみている。そのけん引役はECソリューション事業であり、そのなかのWebプロモーション事業が順調に拡大していることがそう判断する理由だ。現時点で同社のECソリューション事業では約600社が稼働顧客として存在している。同社はこのうち約40%程度(約240社)をWebプロモーション事業の潜在顧客とみており、Webプロモーション事業の売上規模は現状の3倍から4倍になる潜在成長性を有する。同社は基本的に採算性を重視した経営を行っているので、今後はWebプロモーション売上高とECソリューションの新規受注件数の2つをKPI(キーパフォーマンスインディケーター)として注視していけばよいと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売等を行うECソリューション事業、クラウドサービスの提供等を行うITソリューション事業を展開。企業向け生成AIサービス、企業内情報システムサービスの提供推進。 記:2024/10/11