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ティア Research Memo(4):前期は過去最高業績を3期連続で更新、出店と改装効果などが寄与

2015/1/5 17:01 FISCO
*17:04JST ティア Research Memo(4):前期は過去最高業績を3期連続で更新、出店と改装効果などが寄与 ■決算動向 (1)2014年9月期の業績概要 11月10日付で発表された2014年9月期の業績は、売上高が前期比6.8%増の9,527百万円、営業利益が同5.6%増の992百万円、経常利益が同9.3%増の925百万円、当期純利益が同6.0%増の548百万円となり、過去最高業績を3期連続で更新した。期初計画比では葬儀件数が想定を下回ったことで売上高が若干下回ったものの、原価低減効果により利益ベースではいずれも計画を上回る形となった。 売上高の増収要因は、新規出店や改装効果による葬儀件数の拡大と単価上昇が挙げられる。当期は新規に直営3店舗(名古屋2、大阪1)、FC2店舗(愛知1、岐阜1)を開設したほか、小規模葬や家族葬など多様なニーズに対応するため、店舗改装を2店舗で実施した。ここ数年、葬儀の形態も小規模葬や家族葬などニーズが多様化しており、こうしたニーズに対応するために、既存会館を対象に改装を行っている。改装後の葬儀件数は、3店舗平均で8.6%増と既存店舗平均の1.0%増を大きく上回る増加率となっており、改装効果が顕著に表れた格好となっている。全体の葬儀件数はこうした改装効果や新規出店効果により、前期比6.4%増の7,301件となった(FC除く)。業界全体の葬儀件数は、死亡人口が減少した影響で前年同期比1.4%減となっており、ティア<2485>のシェアが着実に拡大していることがうかがえる。 また、葬儀単価に関しては既存店で前期比2.1%増、全社では同1.1%増となった。顧客の要望に合わせた最適な葬儀、あるいはオリジナル性の高い祭壇の提案などを行う、専門の葬儀アドバイザーを強化した効果が大きい。具体的には、葬儀アドバイザーの人員を前期から2名増の10名体制とし、店舗のカバー率では前期の6割から当期は7割に範囲を拡大した。葬儀アドバイザーが受注した葬儀単価は全社平均に対して2割ほど高い水準となっており、平均単価の維持向上に貢献する格好となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は199店舗。ティア富山大泉などを新規開設。ドミナント出店による利便性向上図る。新規出店効果などで、24.9期1Qは増収。 記:2024/04/17